快談爺流離日記

思いの儘に記す自然を好み身近の被写体を撮り歩く暇爺。

合歓の花の咲く頃

2010年06月26日 11時03分09秒 | 花のある風景
合歓の花が咲く頃に為ると雨の日が多くなり雨の止み間の合歓の花は一段と美しく感じます。
開花期は6/15日頃~9/5頃まで。7月後半に花が途絶え、8月に為ると再び咲き始めるそうです。
ご婦人たちが化粧に使われる羽毛に似てあのピンク色が素敵です。

別名もいろいろで、ねぶ、ねんねの木、眠りの木、ねむりを意味するものがほとんどと言われ、夜に為ると葉を閉じて終う処から言われているようです。

(合歓の花にまつわる詩は多くあり、

「昼は咲き 夜は恋寝(ぬ)る 合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ」(紀女郎(きのいらつめ) 万葉集)

「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」 (西施とは、中国の春秋時代の傾国の美女のこと)(小林一茶)

花が終わると、マメ科の植物なので豆の鞘が枯れてぶら下がる姿が、あの華麗な花に比べ淋しさを感じます。

1~3画は、ネムノキの花、

4画は、ヤマアジサイにくまん蜂の密採り、
 

合歓の花の咲く頃の画像

合歓の花の咲く頃の画像

合歓の花の咲く頃の画像

合歓の花の咲く頃の画像