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ネオンサインから天の川へ



今夜はかなり寒いですね。
星はきれいです。
上の写真ほどではないにしても
昨夜は天の川が見えるほど澄みわたった夜空でした。

日々の仕事、目先の用事に追われると
私たちの本当の住所について忘れてしまいます。
壮大な宇宙が私たちの本当の住所でした。
そのなかの小さな小さな星のひとつが私たちの家です。

無数の生命体がここに棲息していますが
私たちのようなヒューマノイドは70億個体。

地球全体で70億個体ですが
土壌微生物は1㎤中に1億個体。
個体数に注目するならこの星は菌類の星です。
植物の個体数も多いし、動物では昆虫の個体数も多い。

びっしり生命体で覆いつくされているような奇跡の星。
でも人間だけが国家をつくり文明を生みだし
産業を起こし、車に乗りスーパーマーケットに買い物に行き
パソコンを操り、インターネットで情報発信する。
生きる意味や死の意味や、存在の神秘について思惟する。



↑私たちが属する天の川銀河に似ていると言われるアンドロメダ銀河。

銀河には約2000億個の恒星があるという。
恒星のひとつである太陽をまわる小さな惑星が地球なんですね。

そして宇宙には200億とも2000億とも言われる銀河があるという・・・
途方もない広さです。

ネオンサインも悪くないけれど、そのために原発が必要というなら
無くてもいいと思いませんか?

ネオンサインが無くなったら天の川が見えるようになります。
私は天の川のほうがお洒落だと思います。

電気を消して、蝋燭の揺れる炎の仄かな明かりのなかで
宇宙の神秘、生命の神秘、存在の神秘を話題にしましょう。

上の二点の星の写真を採用した2007年版の香山桂子のプロフィールは↓
http://angelfarm.jp/index.php?go=6TlxBO