九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
騎牟礼城址の樹
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/72/cbc97a617a0f02331ad7279e44a53794.jpg)
今年最後の柴犬アミの散歩。
騎牟礼城址まで登りました。
阿蘇久住高原と荻岳・阿蘇山の景色です。
この樹、飽きることなく何年も撮り続けているお馴染みの樹です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/06/d4a1d494e7738c7f0e4b8df3fe0fb9b6.jpg)
雄大な高原の眺めと、樹のどうどうとした勇姿。
私たちは明日になったら、「A Happy New Year」を発信しますが
この樹にとって、this year と new year の区切りはなく
禅師のようにゆったりと“永遠の今”を生きる風情・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/39/891b2f6af3cc13704826620f80b637de.jpg)
ところが今年は、このクヌギのように
今だ落葉しない樹をよく見かけます。
竹田よりかなり温かい大分市あたりは
今頃になって紅葉している山を見かけます。
明日1月1日を迎える季節に広葉樹が落葉せず
紅葉して樹に残るような年を初めて経験しました。
季節が狂ってきている、農業が難しくなったとの声をよく聞きます。
総理は増税を断行しようとしていますし
自民党は徴兵制度を提案しようとしています。
ヨーロッパの財政危機問題は拡大の可能性があるし
アメリカ合衆国だって没落が進むかも知れないし
中国も民族問題、階級格差の問題、バブル問題が
吹き出すかも知れません。
100年に一度の危機の時代と言われますが
もっと根源的な危機の時代かも知れません。
マヤ歴が来年で終わっていることから
世の終わり説をとなえるひともあります。
私たちは樹ではない、まして騎牟礼城址の師のような大樹
の生き方をマネすることはできません。
たぶん時代に翻弄されて焦ってあたふたしたり
ひどく苦しんだりするでしょう。
のたうちまわる苦しみの先に、絶望的な暗闇のなかに
それを経験する者しか見いだせない光があるのでしょう。
希求するまで暗闇をさまようのでしょうか
希求するまで追いつめられるのでしょうか・・・