うんたま森のキジムナー

十五夜

旧暦の8月15日は「十五夜」
1年のうちでもっとも美しい十五夜の満月。
月の放つパワーが最大になると言われている。

沖縄では、太陽に感謝するのと同じように、月に感謝をこめて、
八月踊りや棒術、各地で獅子舞などが奉納される。
月の力が最強のこの日は、感謝が伝わりやすいと伝えられ、
各家では、気持ちをこめて餅にまんべんなく小豆をまぶした
「フチャギ」(甘くない餅)を神仏にお供えする。

フチャギに小豆をまぶすのは、月の回りの星を表していると
いう説もある。

よくオバァからこの餅「フチャギ」をもらったが、見た目が
甘そうに見えてまったくといっていいほど味がない。
昔の子供はこれを楽しみにしていたと言うが、よほど
甘いものが少なかったのだろう。

もう一つ、十五夜の月にまつわる話がある。
十五夜の月明かりには、なんでも見通す力があるとされ、隠し事が
バレやすい日だと言われている。
沖縄の言い伝えに、赤ちゃんの誕生祝に駆け付けた3人組がいた。
その中の一人は赤ちゃんの命を狙う魔物だった。
3人が畳の上に座ったとき、月明かりに照らされた影に尻尾が
映り、魔物の正体がバレて難を逃れたという言い伝えがある。

隠し事がもっともバレやすい日!
気をつけてください。


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