うんたま森のキジムナー

ジャンケン

家の中にいても、近所で遊ぶ子供たちの声が
聞こえてくる。
「サイショは、グー ジャンケンポン!」

確率からいうと「グー」が35%で、
「パー」が33%「チョキ」を出すのが
もっとも低く31%という統計がある。

子供の頃は、なんでもジャンケンで決めていた。
ちなみに関西では「ジャンケン」のことを
「いんじゃん」という。
それもカタカナ「インジャン」ではなく、
ひらがなで「いんじゃん」なのだ。

沖縄にきて、漁師仲間と何かを決めることになった
「ブーサ」で決めようという。
「ブーサ」?おそらく今の子供たちは知らないだろう。
本土からやってきた私も何のことだかわからなかった。
沖縄式ジャンケンで「ブーサー シッ」の掛け声で、
親指 人差し指 小指を出す。

親指は人差し指に勝ち、人差し指は小指に勝つ、
小指は親指に勝つというもの。
それもいつのまにかなくなって、ジャンケンで
決めることが当たり前になった。

関西でもチーム分けをするときに「グッ パー」で決める。
「グッーパーでホイ!」の掛け声の後に「グー」か
「パー」を出し
グーチーム、パーチームに分かれる。

宮古島にはなかった。
これを持ち込んだ(伝えた)のは、私だ。
もし、子供たちが「グッ パー」という掛け声を
出していたなら、それは、私から
始まったと思ってほしい。


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コメント一覧

kijimuna
ジャンケンは神の採択ともいわれています。
選挙で莫大なお金を使うより、ジャンケンを採用すればよいのに・・・・
ダイバー
テニスやサッカーの試合でコートを選択するのは二択(表と裏)の「コイントス」。「プーサー」や「じゃんけん」は三択。数人ならともかく、人数が増えると決定するまで思いがけ無いほどの時間がかかる。こんな些細な所にも西洋と東洋の思考の相違を感じます☺決定に時間を掛ける事こそ民主主義の原点だと私は信じています。
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