うんたま森のキジムナー

源為朝伝説

武士道の切腹について調べていると、「源為朝」の名前が
出てきた。弓の名手として知られる源為朝が最初に切腹した
武士だそうだ。源為朝は保元の乱で敗れ、伊豆大島に流され
そこで自害した。

沖縄には「源為朝伝説」がある。実は伊豆大島から抜け出し
漂流して沖縄に流れついたという。沖縄に「運天」という地名
(苗字も多い)の由来は、源為朝が伊豆大島から運を天にまかせ
流れついた場所で、上陸後、沖縄各地を旅して回り女性と
出会い恋に落ちた。
二人が逢瀬を楽しんだ場所が「わたきな(和解森)」

二人のあいだには男の子が生まれたそうだ。
しかし、源為朝は日に日に本土がこいしくなり、帰りたいという
気持ちがおさえられなくなった。今の浦添市の牧港から妻子を
連れて帰ろうとする。
ところが、嵐のために船を出すことが出来ない。

「女が乗っている事で、海の神様が怒っている」と船頭の言葉で、
為朝は妻子を残して旅立った。「三年後には戻るから」と言う約束を
信じて、妻子は帰りを待ちわびたがついに為朝は帰らなかった。

港で帰を待った港が「牧港」(待ち港)だと言われている。
のちにこの子供は琉球の王になったという話や、為朝にまつわる
話は沖縄の各地に残されている。


台風一過にゃあ。

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