うんたま森のキジムナー

合格祝い

祝い事が多い島の生活。子供が産まれると「出産祝い」
ではなくて「ナーフィー」
名前が付けられたお祝いがある。

次が小学校にあがるときで「入学祝い」があり
先日は高校合格発表で「合格祝い」そして最後が
「成人祝い」

子供一人に対して、成人するまで4回のお祝いが行われる。
祝儀は一律3千円と決まっている。

出産祝いであるナーフィー以外は、日にちが同じ日になるので、
数軒の家の祝いに行かなければならない。親族や親の
友人・知り合いなどが集まるわけで、仲間内で、だいたいの
時間を決めて一緒に回るようにする。
祝いの中でも入学祝い、成人のお祝いは誰でも
関係なく訪れることなので迷いなく行くことができるが、
「合格祝い」は、合格したのか
どうかはわからない。

最初のときは「一応、合格したかどうか、確かめてから
行く方がいいのでは?」と一緒にお祝いに行く友達に
聞いたが「合格しないなんて島ではないから
そんな心配はしいなくていい。」と言われた。
正確に言うなら、この合格祝いの日に合格しなかった
子供もいる。
それでもどこかの高校には行くことになるので、相手の
状況関係なくお祝いに人が駆け付けてくる。

今まで数えきれないほど合格祝いに家を回ってきたが、
もしかすると、合格発表の日に、合格していなかった家も
あったのかも知れない。
それにしても最近は子供のお祝いごとに呼ばれることが
少なくなった。子供も少なくなってきたこともあるだろうが、
自分がそういう年代になったからだろう。


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