ダイビングの楽しみ方は人ぞれぞれ。
以前は海に潜って、イソマグロやロウニンアジ、マンタや
イルカなど大きなものを身近に見る迫力を見るのが好きな人が
多かった。また、グルクンやイワシ、カワハギなどの
群れを見る醍醐味もある。
魚以外では海底にある神秘的な洞窟やダイナミックなドロップオフなどを
楽しむ人がいる。
昔は高価だった水中カメラも今ではかなり安くなって買いやすくなった。
カメラを持つことで、ゆっくりじっくり観察できるように
なってきたことで、今まで見向きもしなかったウミウシや
マクロ生物の人気が出てきた。
特にウミウシだけを求めて潜る人もいる。
ウミウシは世界中の海に約3000種以上いて日本近海には600種ほど
いるといわれている。色々なカラーバリエーションを持つウミウシ、
それ以上に色々な形をしたものもいて驚くこともある。
昭和60年、沖縄の本部町で、まるで舞台衣装を着たような派手な色のウミウシ
が発見された。このウミウシはしばらく海洋博記念公園で
飼育されていたが、のちにウミウシを研究されていた
昭和天皇に献上された。
当時国内での発見例が少ないことと、学会での発表例がなかったため、
まだ和名がついていなかった。
このウミウシにつけられた名前が国内でのウミウシ最大種
「ミカドウミウシ」である。
海中を泳ぐ様子が、きらびやかな衣装を着て踊るフラメンコダンサーを
連想させることから英名をスパニッシュダンサーという。
今ではそれほど珍しい種類ではない。
コメント一覧
きじむな
ダイバー
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事