FUJI ROCKの日は、毎年イベントお仕事。なぜ、重なるのかなぁ。今年はSoil出るのになぁ。。
たぶん、年間TOP３に入る大きなお仕事。でも、いちばん苦手
365日のうち、いちばん苦手な２日間。
それでもいかに楽しむか。楽しくするか。楽しい番組にするか。楽しんでもらえるか。
結果、終われば楽しいのかなぁ。
あと1日、がんばろ。
今日の午後、職場の大先輩の訃報が届きました。
ちょうど１週間前、電話でお話してイベントPRしながら先輩の歌も久しぶりにかけましたよ、と報告したばかり。とっても元気だったのに。。。
キコが入社した頃、たぶんチョーカーをよく付けてたんだと思うのね、「ぽち」って呼ばれていて、こんなに身体大きいのに「ぽち」ね〜？と思いながらもご挨拶していました。10年後くらいにラジオに異動して、一緒にお仕事するようになったら、「キコ」と名前を覚えてもらいました。
40年もパーソナリティやっていたスゴイ人。
でも、そもそもディレクター出身で、世の中はパーソナリティというイメージなんだけど、キコには、そのディレクターの顔を見せていた。ラジオの魅力、楽しさ、難しさ、お客さんとのやりとり、芸能人との接し方、とにかくラジオ、お仕事のすべてを教えてくれた方。
中越地震や中越沖地震の時も、一緒に番組やってたし、現地から特番もやった。先輩の歌と、フラ踊るアシスタント女子と、フラメンコキコで慰問したり。
美しい女性にほろほろ〜っといっちゃいそうな時もあるけど、必ず白黒見極めていて、野生の勘で根が黒い人には近寄らない。しゃべりもしない。ものすごく哲学があって、ぶれない。有言実行。
綺麗な景色やおいしいものを本当に喜んで、おばあちゃんおじいちゃん、おばちゃんおじちゃんに絶大な人気を誇り、とにかくあったかい大きな心を持った方。
以前、アーカイブで若い頃のインタビュー聞いた時、ほんとに物凄い勢いを感じた。カリスマ性と勘とやさしさの混じった大きな感じ。
うん。
やっぱスゴイ人なんだよね。
旅が大好きで、南アフリカやキューバの番組やっていると、必ず電話がくる。「見てるか？」って。
おっきなバラの花束かかえてフラメンコを観に来てくれたことも一度じゃない。そんなうまくないのに、ちゃんとほめてくれる。
先週、電話で話した時、「⚪︎万円で呼べるゲストいないかな？」と相談されたの。いっぱいいるの。でも、野生の勘が鋭いから、ギャランティや条件より、先輩と話が合うかどうかの方が重要だなと思ってすぐ答えださずに、「ご連絡しますね！」と言って切っちゃった。
で、そのまま今日の訃報。
.....どうしよう.....。質問に答えてないんだよね、私。
いつもなら「キコ、忘れてたろ〜」って電話くるのに...、どうしよう、もう、来ないのかな？
着信履歴ぴって押したら、鳴るのかな？
