La vida es un carnaval

旅と海、最近は山登りが大好き☆
人生何があったって前を向いて歩こう!新潟発☆キコのひとりごと。

雨の休日と七草粥

2024-01-06 12:55:42 | ひとりごと
余震が続いておりますー
ここは揺れる設計になっているようで、震度1でもわかるんです。私、そんな繊細なタチではなかったはずなのですが💦
でも、ライフラインが整い、いつもの温かいお家に居られるだけで幸せです
せっかくの3連休、天気悪くてどこへも行けないじゃないか、なんて、グチなんて言いません!笑

昨日は、5年ぶりの同期会
前回は、ワイン好き幹事のもと、フレンチだったのですが、今回は利酒師のため、日本酒豊富なお店でした🍶
キコは、ビールとジン以外なんでもいけるので、ずーっと日本酒でした。

天気が悪いのは知っていたので、早速読書。「高熱隧道」です。
2021年10月にすごい行きたかった下ノ廊下へ行ったんだけど、行く前に読むべきでした。雪崩に耐えられるよう壁1メートルの厚さにした宿舎が、ここから泡雪崩であっちの山まで飛んでった、という信じられない話は、現場で聞いたのですが、その様子も描かれていました。
キコは、阿曽原温泉目的だったんだけど、温泉が湧出する場所に水力発電を行うための資材を運ぶトンネルを造るということで、166度にもなる源泉が流れる中で、ダイナマイトを仕掛けて少しずつ岩盤を削っていく。気の遠くなるような話。犠牲者300名だって。その様子も描かれているんだけど、小説として面白いのが、現場監督と実際に作業する人たちの心の描き方。ふもとの宇奈月温泉に住む人たちからは、黒部の自然の力に逆らうようなことをするなんて狂っている、と言われながらも戦争に邁進する日本の国の力も陰で働いて、あり得ないような高温トンネル掘削作業が進められる。崖からの転落や、高温での火傷、ダイナマイトでバラバラになる死がたくさんあって、それを人はどう受け止めるのか、立場によって異なる描かれ方がすごかったー
で、ついに完工したラストシーン。
ゾッとした。
これは小説だけの話なんだろうけど、恐ろしかった。
黒部にトンネル通したりするのと同じくらいあり得ない話が、火星までエレベーター造るとかあるよね、冥王星がみずがめ座に行く風の時代には現実になるんだろうな。みずがめ座は宇宙も意味するので。
キコも行ける体力と資金力があるなら、生きているうちに月に行ってみたいと思うけど🌕
ま、それは極端としても、時代が変わっていくのを、なるべく健康な体で見届けたいなと思います。

という意味もあるのか、1日早い七草粥。
百合根入り、大好き❤️
コレだけで終われば良いのでしょうけど、これが前菜で普通に食事が続きますー😅💦

下ノ廊下の写真を見直したりして。



雪崩を避けて、作業場は山の中に造ったんだって。

仙人谷ダム

高熱隧道が少しだけ見えた場所
すでに空気が暑かった
入り口でこんな曇るんだから、奥は物凄かったはず。黒部の雪解け水を後ろからホースで作業員にかける「かけ屋」担当もいて、体を冷やしながら作業したんだって。それでも、腰までお湯(温泉)に浸かりながらだったんだって。
ダイナマイトが暴発すると、作業員もかけ屋もバラバラになったんだって....

キコは幸せなことに、温泉目当てで行ったのですが。

そのトンネルの入り口。

入ってみたけど、暑さで空気が澱んで濁っているし、暗いし、怖くてすぐ逃げ出した

黒部の恵の温泉❤️
もう下ノ廊下には行かないと思ったけど、読んだらまた行きたくなってしまった...。
いろんなこと知れば知るほど、行きたいところは増えてくねー。
 
 
 

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