私は3月1日に八十路を迎え、貧乏と平穏無事な人生を懐かしく振り返っています。

私は生まれたとき育った土地と建物を戦時中飛行機場に接収され、4歳では父を戦闘機で、15歳には母を肺結核で亡くしました。

仕事を辞めて人生を楽しめるか

2013年04月24日 | 老人の仕事について

私は今年、喜寿を迎えている。

市の嘱託員で働き、クラブ代表、組合長、趣味の会長

などで忙しくしている。

自分ではまだ高齢とは思っていないので、

元気で、いろいろな仕事が舞い込んでくる。

4月22日の中日新聞夕刊に哲学者梅原猛は

「私は、人間は働かなければならないという

哲学を根強く持っている。米寿を超えても20巻の

著作集を出したい。しかし、妻は仕事をやめて

人生を楽しんでゆっくり生きてほしという。

貧乏性の私には働かない生活は耐えられない。」

と言っています。同感です。

私も忙しく働いて時間的余裕が無いのに

フェースブックだのブログに打ち込むことになり、

睡眠時間が少なくなるのを心配しています。

蘇生

 


日本人の平均寿命80.67歳を超えました。中高大学校同級生はまだ半数以上います。戦争を知る老人は、日本について語る場が無くなりました。

憲法は、アメリカのマッカーサーに準備してもらったかもしれませんが、一院制を二院制に、土地を国有から私有に替えたのは帝国議会草案でした。 議会の審議では自衛戦争の放棄は草案の中にあり、吉田首相も正当防衛や、国の防衛権による戦争もしないと壇上で明確に述べていました。 草案は、衆議院は反対八票の絶対多数で、貴族院の満場一致で可決しました。 ただし、衆議院では九条二項に「前項の目的を達するため」を加えて修正しました。二項は戦力を保持しないとしており、後に、自衛のための戦力が議論されることになりました。 憲法改正から68年の昨年は、安保法改正で国会や、法律家、若者、お母さんが、戦争を意識させるとして、議論されるようになりました。 平和は、日本だけでなく、世界中が戦争をしない国にしないと続きません。しっかりと政治を見て行きたいと思います。