過去の『かわうそ会』、『おしゃべりボード』に面白い書き込みがあったので再録する。
今は懐かし、まだ酒気帯び運転に対して寛容だった頃のお話である。
0000年10月2日(火)
『ふれあいデー』の帰り、市役所の正面で一斉取り締まりをやっていた。こんな処でやるなんて聞いたことがねェよー、と思ったが後の祭り。
気が付いたときはもう郵便局も市役所東側の入り口も過ぎていて、いまさらUターンも出来ない。車を止められて窓を開け、お巡りさんが『息を吐いてください』と言うのでやや消極的に『ハッー』とやったのですが、『あー、じゃぁ中へ入ってください』なんて言われちゃいました。
観念して誘導されるままに市役所の正面に入った。(『まいったなー、なんて思いながら』窓を開けて深呼吸をした。)それから、『免許証を見せてください』なんて言われて、パトカーの後部座席に座らされた。
『どのくらい飲んだか正直に言ってください』なんて言うから、『中ジョッキを一杯
・・・』と言ったのですが『まぁ、測ればはっきり判りますから、正直に言ったほうがいいですよ』なんて言ってた。
敵も日々、色々想定してシュミレーションしているんだよなー全く。
『これをやると、ここの色が変わって、どれくらい飲んだか直ぐに判るんですよ』なんて楽しそうに話してた。『ちっきしょー、頭の一つもぶん殴ってやりたい』と思ったが敵はしっかりヘルメットをかぶってた。
『へー、こんなので判るんですか』なんて言ったら、『これやるの初めてですか』なんて言うから『はい、初めて見ました』と言いながらまた深呼吸。(当然、前にもやったことはある。)
-長文なので、つづく-
多摩川の土手で見つけた。瓢箪で作ったようなお面だ。じぇ、じぇ、じぇ なのだ。
-前からのつづき-
実は『大ナマ』と瓶ビールをだいぶ飲んだのだが、『中ジョッキの他に、だいぶ飲んだでしょう。正直に言ってください・・・・』なんて言うから、『それから、瓶ビールを勧められて少し飲みました・・・』って言ったら『少しって、どのくらいですか、何人くらいで飲んだのですか』なんてしつこくの聞いてきやがるのョ。(これが向こうの作戦かもしれない)『バカヤロー、それを覚えてるくらいなら捕まってねえよ』と思ったけど、グッとこらえて『少しです。10人くらいだったかナー・・・』(余り覚えてない、なんて言うとまずいと思ったので・・・・。)
同僚か上司か知らないけれど、しばらく話してから、期待してたほど数値が上がっていなかったせいか『このまま帰るのはマズいですから休憩していって下さい』なんて言うから『どのくらい休憩したら良いですか?』と聞いたら、今まで余りそんな質問をされたことが無かったらしく、しばらく考えてから、『8時間です』だって。『バカヤロー、8時間じゃ、朝の7時になっちまうよ』と思ったが、『車はそのまま置いといて良いですか』と聞いたら、『カラオケの横の道にでも止めといて下さい』だって、実は私、ゴールドカードですの・・・・。これが少しは効いたのでしょうか。
『他には違反もありませんね』と言うから、『はいーッ、飲んだときは必ず休憩してから帰りますので、こんなこと初めてですぅー・・・・・』なんちっちゃって。
そして、最初はカラオケの横の道に止めたのですが、良く考えたら三鷹市の職員駐車場に止めた方が良いなと思って結局、朝の3:00迄車の中で寝ていて寒くて目が覚めた。
目が覚めたときは『部屋で寝ているのに何でこんなに寒いんだろうと思った』
まずは、九死に一生のおそまつでした。