一歩前へ

秋草誠のブログ
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かけ流し募集戦略

2017-11-21 10:46:39 | FMICS

平成25年8月28日に書いたモノです。

赤で加筆します。

8月末に群馬県にある源泉掛け流し温泉に行ったときの話です。その日は、どういうわけか三日月型の長さ20m位ある浴槽には誰ひとりも居なく、あまりにも気持ちがよさそうなので、真ん中あたりに勢いよくザブンと浸かりました。掛け流しのお湯はもともとソロリソロリと溢れていましたが、私が入ったことによりザバッと勢いよく溢れ、その後さらに幾重にも広がる波紋が浴槽の端っこまで伝わり、キラキラと溢れていきます。フッとうちの広報のことが頭に浮かんできました。

以前、併設高校に勤務していた時のことです。高校にリピーターは居ないと言われ、素直に「そりゃそうだ同じ高校に2度入る人はいない」と思っていましたから、当然のように大学のリピーターも居ないと思い込んでいました。しかし、短大の入試広報を担当して4年目に入って、ウチの短大にはリピーターがあると考えが変わり始めています。通常の同じ人が買うというリピーターでは無く、うちの在学生や卒業生とその保護者が短大に進学するならウチだと勧めてくれる事が、学校のリピーターだと言えるのではないかという意味です。先日、今年入学したOCスタッフ6人と話をして、嬉しい話を聞くことができました。その学生達は昨年の8月後半のOCに参加していて、その時の印象が本当に楽しかったので、入学したら8月のOCにはスタッフとして参加して、「高校生を楽しませたい」と思っていたそうです。今回は本当に楽しみだとウキウキと満面の笑顔で話してくれました。うちで昨年から始めた8月下旬のOCは、すべてを学生たちに任せる企画をしています。タイトルは、「あったらいいなこんなオープンキャンパス」です。昨年の企画は、学生たちと何度も会議を重ねて、午前中は「手あそび、パネルシアター、絵本の読み聞かせ、ダンボールトンネル」をスタンプラリー形式でして、午後からは体育館で「綱引きと玉入れ」というミニ体育祭でした。この時に参加した高校生とOCスタッフのキラキラした満面の笑顔の印象が残り、この企画の素晴らしさを確信しました。

ついこの間のことなのに

懐かしい感じがしています。

今年はこの企画も変化して

普通のOCのような感じになりました。

なんだか

学生たちの熱を感じられないまま

進んでしまった感じです。

ここから

どのように挽回できるか

来年の企画を楽しみにしていてください。


この企画の良い点は、「在学生と高校生」や初めて出会った「高校生同士」が友達になれることです。その上、次からのOCには違う高校の生徒が誘いあって参加してくれるようになったのです。まさに、アンケートによく書かれている「入学して友人が出来るか不安」を払拭できる良い企画となりました。

この視点が大切ですよね


今年も、この企画を3月から学生と会議を重ねて8月25日に実施し、昨対比130%の参加者増で無事終えることが出来ました。新入生も楽しそうにOCスタッフとして参加し、多くの高校生が友達を作ってくれたと信じています。この現象は、私が入った掛け流し温泉できらめきながら次々と広がる波紋の光景となぜか重なり、OCに楽しんで参加してくれる高校生が広がり増えて、入学者が溢れるというステキな想いへと繋がりました。

読み返して良かったです。

少しめげていたのかもしれません。

来年はもうひと踏ん張りします。