今月のFMICSの原稿です。
赤で加筆しました。
7年前から、日本私立短期大学協会の入試広報担当者研修会の運営に委員として携わっています。今年は、事前研修を含めて9月5日~7日の二泊三日でした。研修会場は、実践女子大学の渋谷キャンパスで、オープニングの基調講演は井原理事長にお願いいたしました。実は井原理事長とは、数年前から年に2~3回情報交換を兼ねてお会いさせていただいています。そのご縁もあって、今回の会場と基調講演までお願いしてしまいました。井原理事長曰く、「秋草さんに頼まれたら仕方ないからな」というわけで、AO入試前日にもかかわらず、会場をお借りした次第です。
ある人にいわせると
どうやら私は人たらしが上手いらしいです。
内容は基調講演、事例報告Ⅰ・Ⅱ、分科会から懇親会、二日目はガイダンス業者の入試広報セミナー・分科会と盛りだくさんです。なんといっても運営委員を含めた参加者114名中、懇親会後の2次会参加者が91名という他には見られない参加率の高い懇親会があります。これは、参加者のリピート率と満足度が高い証だと思っています。
ここに書き忘れていましたが
1日目の分科会前に
アイスブレイクでワールドカフェを
入れていました。
これがなかなか好評でした。
参加者の顔は、最初は緊張しながらも、私が初めてFMICSに参加した時のような、興奮と期待感が溢れた笑顔にみるみると変わっていきます。この笑顔に出会うたびに思うことがあります。
これは、多くの職員の方も体験していると思うのですが、FMICSのような勉強会やセミナー、研修会などに参加して、学生募集や業務改善に役立てるような話を聞くと、早速そのまま職場に持ち帰り提案・、実行しようとしても、周囲との温度差にげっそりとすることが多々あります。聞いてきた話をダウンサイズすることなく、職場に持ち帰ると何が起きるか。まったりとした空気で、ネガティブ要素一杯の職場では、受け入れられないのです。「ムリダメうちでは出来るわけがない」といわれるのが落ちです。
多くの方は職場に持ち帰って
ゲッソリとして
諦めてしまうパターンが続いてきたと思います。
そして
その方たちは
外に出て
自大学のネガティブを吐き出してしまうという
負のスパイラルにはまってしまうのです。
ですから、熱くなった参加者にぜひ伝えておきたいのは、まず今日の気づきや出来事をA4一枚にまとめておくことです。そして職場に帰って、まず全部話すのではなく、周囲に同調してくれる仲間を作るのです。そして、その仲間を味方に、A4の紙に書いてあるうちの簡単なことから、ダウンサイズして取り組んでみることです。それが、ネガティブ要素一杯の職場に飲み込まれないで、ポジティブに実行できるコツです。
これが重要なんです。
これをしないと
自分では気づかず
自大学の悪い点をガンガン
外で吐き出す。
そんな人たちを見ていると
学内の人たちと
変わっていないね。
と思いたくなる言動をいままで
散々見てきました。
ですから
それを見越してアドバイスしました。
みなさんの仕事は、外に出て情報を集めてダウンサイズして、職場で再現することです。その上に、多くの職員と出会いネットワークを作って、困ったときには相談できる関係を築くことです。私も多くの人と出会って人の話をよく聞いて、困ったときはお互い様、相手の喜ぶことをしようと思っていました。そうすると今回のように、井原理事長にも快諾していただけました。感謝ですね~
みなさん
学生や職場の仲間と
気持ちよく仕事がしたいですよね~
とにかく
相手の立場に立って
喜ぶことしましょうよ。
そうすれば
ポカポカした
空間が出来て
人が集まる大学が作れますよ!
学生募集の究極は
大学に入って
あったかさ
を感じられるかにかかってますね。
あったかさが
一番!!
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