おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

6月の壁虫、通路虫たち

2023年07月06日 00時57分13秒 | 虫さん
今の時期、特に朝、
壁や通路にもいろんな虫さん。
見落とさないよう、
いっつもキョロキョロしてる私って、
傍目には、かなり怪しい、はず・・・






アオカミキリモドキ


カミキリモドキの中で最も知られる種で、
大きさは11~15mm。


カミキリモドキの多くがその体内に、
カンタリジンという有毒性分を持っている。
人間の皮膚に付着すると、
火傷に似た症状を引き起こす。
刺激を与えると分泌されるので触ると危険。
叩き潰すなんて、もっての外。






アオカミキリモドキを見た後だったので、
キイロカミキリモドキだと思いつつ撮った。
でも写真を良~く眺めたら、なんか違う。
キイロカミキリモドキよりも、
かなりポッチャリさん。(笑)

調べたら、キイロゲンセイと言う、
ツチハンミョウ科の虫さんだった。
大きさは、9~20mm。

ゲンセイなんて名前、初めて聞いた。
ゲンセイは漢字で書くと「芫青
漢方薬として用いられていたゲンセイは、
青や緑色の体色で
」という花が好きだったらしい。

ちなみにハンミョウは「斑猫」 
獲物を鋭い大アゴでくわえる姿が、
猫のように見えたから、らしい。

このキイロゲンセイも、
アオカミキリモドキ同様、
カンタリジンを持っている。
それを知って見るせいか、
とっても悪人面に見えるのよね。






おっきなカミキリ虫がいた!
初めて見るカミキリ虫だった。


写真撮っていたら、
郵便配達のお兄さんに見られていた。
「お、カミキリ虫やね!」
と、声をかけられたので、
「採って~!」と頼んだけど、
「さすがに、手、届かん」と・・・


数時間後、
下の方に降りて来ていないか?
と、見に行ったけれど、
向きを変えているだけだった。
残念。


お名前は、クワカミキリ
体長36~45mmの大型のカミキリ虫。
桑・無花果・枇杷などの害虫とされている。


ウルウルとした目が何とも可愛い。
人間よりも早くから存在していただろうに、
後から出て来た人間に害虫と呼ばれるのは、
実に心外だろうと思う。






カメムシと言えばコレ、みたいな、
緑色のツヤアオカメムシ
すでにお亡くなりになってた。






マンションの通路で、
蜂さんがウロウロと徘徊していた。


オオカバフスジドロバチ(大樺斑條泥蜂)
竹筒やすき間などに泥で巣を作り、
煙突状の入口をつけるため、
エントツドロバチとも呼ばれている。



なんかうなだれて、お疲れの模様。





友人が、朝っぱら(7時前)から、
「でっかい蛾がおった~!」と、
LINEで写真を送って来た。


うん、確かにおっきいね。


スズメ蛾だよね。


シモフリスズメだと思うけど、
それにしては、かなり黒っぽい。


その数日後、仕事場の駐車場で、
視線の先に三角形!


あの三角形は、絶対、蛾!


シモフリスズメだ!


もう少し下の方だったら良かったのに・・・


高過ぎて、お顔が見えない。


やっぱり、このくらいのグレーの方が、
シモフリスズメらしいよね。






ツマジロエダシャク
この蛾も、高い所に・・・






ヨツテンアオシャク
こっちは、庇の裏に貼りついていた。