むか~し、私にとってまだ鳥さんたちは、
ただボンヤリと眺める対象だった頃、
なにかで、シギチと言う言葉を聞いた。
へ~、そんな名前の鳥がいるんだ~!と、
その時は思ったんだけれど・・・
シギチって、
シギ・チドリ類の鳥をまとめて、
略してそう呼ぶと知ったのは、
割と最近のコト。
シギチの多くは、
南の地域で越冬するための渡りの途中、
日本に立ち寄る旅鳥。
シギチたちは、姿かたちや色が似てて、
見分けにくいことでも知られている。
そのため、
シギチ沼にハマる人が多いと言う。
幸い、私の縄張りでは、
あまり多くのシギチは見られないので、
まだシギチ沼にはハマっていない。(笑)
私が鳥撮りを始めて、
1番最初に認識したシギチが、
この鳥、イソシギ。
イソシギって、その名の通り、
磯にいるもんだと思っていたけれど、
川辺で見かける方が多いみたい。
九州北部では年中見られるし、
日本の北の方から越冬のためにも、
こちらにやって来る。
通常は単独行動で、
渡りの時だけ小さな群れになる。
去年見かけた時、
珍しく4羽も一緒に行動していたのは、
渡って来た直後だったのだろう。
腹部の白が、羽の付け根あたりに、
食い込んだように見えるのが特徴。
その後ろ姿に、コチドリかと思った。
なにぶん、この川辺では、
コチドリしか見たことなかったから・・・
でも振り返ったその姿、
コチドリじゃな~い!
コチドリだったら、
黒い鉢巻きしてるし・・・
金色のアイリングが目立つはず。
この鳥さん、シロチドリか・・・?
シロチドリは、足が黒っぽく、
胸の黒い帯はつながらない。
と、日本野鳥の会の説明なので、違うな~。
もしかして、ハジロコチドリ?
稀な旅鳥、冬鳥らしいが・・・
ハジロコチドリは、
翼の上面に白い帯があって、
飛んでいる時に目立つらしいけれど、
残念ながら、それは確認出来なかった。
稀な・・・と聞くと、
テンションが上がってしまうのよね~(笑)
そして、こうやって、
沼にハマって行くんだろうな~と、
つくづく実感・・・
歩く姿を想像したらもっとカワイイー。
そうです、そうです。
可愛い~!ぐらいに止めておくのがいいと思います。
沼にハマったら、抜け出すのが困難になりますから~(笑)