数日前から、
イソヒヨドリの歌声が聞こえ出した。
イソヒヨドリの歌声は、
とっても美しく良く響き渡るので、
多少離れていてもすぐ分かる。
昨日の早朝もベランダへ出たら、
割と近くからイソヒヨドリの歌声が・・・
どこで歌っているのか、周りを見回してみた。
ん~、あれかな~?
割と近くと言っても、
後で距離を確認したら65m程離れていた。
当然、肉眼では良く分からない。
慌ててカメラを取って来た。
40倍で撮影して、これくらい。
その立ち姿と色味で、
イソヒヨドリかな~って程度。
100倍で撮影。
うん、イソヒヨドリで間違いなさそうだ。
夏前に見かけていたイソヒヨドリは、
もう少し離れた所を縄張りにしていた。
このイソヒヨドリは、この春に生まれて、
親元から離れた男子だろうか?
イソヒヨドリは、
繁殖期以外もさえずることが知られている。
この男の子、
パパに教わった歌が上手く歌えるよう、
練習していたのかもね。
去年、通り道沿いのため池で、
「鳰の浮巣」を見つけていた。
「鳰の浮巣」とは、カイツブリの巣のこと。
今年はどうだ?と気にはなっていたけれど、
なかなか確認出来ずにいた。
車が止められそうにない道沿いで、
崖崩れの復旧工事のための、
片側交互通行の赤信号に、
うまいこと引っ掛かった時にだけ、
眺めることが出来るため池。
夏の始まりの頃、チラッと横目で見た時、
ん~、あれ浮巣っぽいな~、
そう思えるモノはあったのだけれど、
それ止まりだった。
それが少し前、
ちょうどため池が見渡せる所で、
赤信号に引っ掛かった。
車の窓を開けて、慌てて写真を撮る!
1枚だけ撮って、すぐにモニターで確認。
「鳰の浮巣」と思しき円形の物体と、
その周りに3羽の鳥の姿!
わっ!
カイツブリのお母さんとヒナが2羽!
ヒナたち、もうお母さんから離れて、
泳ぎ回っているではないかっ!
あ~あ、もうずいぶん大きくなっちゃって・・・
今年もまた見逃してしまった。
カイツブリのお母さんは、
ヒナがちっちゃな間は、
ヒナたちをオンブをしてウロウロする。
それをこの目で見てみたいと、
前々から願っていたのに・・・
去年「鳰の浮巣」を見つけたものの、
ため池へ接近する道が分からず諦めた。
今年の春、ため池の向こう側へ、
どうにかたどり着く道を見つけた。
初夏になったら行ってみようと思いつつも、
骨折してしまい、あえなく断念。
去年、今年と、同じため池で、
「鳰の浮巣」が作られている。
きっと来年も、ここで子育てしてくれるよね。
来年こそは、カイツブリのオンブ、
見せてもらいたい!
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