こんなに可愛いお顔しているのに、
蛾って言うだけで、
嫌われるのよね~。
そういう私も、数年前まではそうだった。
嫌いと言うより、怖かった。
子供の頃、小学校の校庭に、
大きな楠が何本もあって、
時期になると、
大きなクスサンがウジャウジャいて・・・
それは、それは、恐怖でしかなかった。
なので、
蛾が嫌いな方を責める気はありません(笑)
今日は蛾の写真しか出て来ません。
お嫌いな方は、
どうぞスルーしてくださいませ~!
日曜日の夕方、
マンションの6階通路に蛾が・・・
4.5cm程の蛾。
死んじゃっているのかな?
いや、そうじゃなさそう。
暗くなったら、飛んでいくんだろ~。
ちょっとお顔を拝見!
と、思ったけれど・・・
あ~、無理だった。
帰宅して、調べたら、
エグリヅマエダシャク。
翅の外縁が、
えぐられたようになっているから、
その名が付いているらしい。
その翌々日である昨日の夕方、
日曜日にいた場所の近くに、まだいた。
動けないのか?
でも時折、翅を小刻みに震わす。
飛ぶ意思はあるようだ。
そして、夜遅く、
用事があって1階に降り、部屋に戻る時、
気になって、
6階の通路をくまなく見て回った。
エグリヅマエダシャクは、
通路の端っこ、風下の吹き溜まりで、
動けずにじっとしていた。
あまりの風の強さに、
飛び上がっても、押し戻されてしまって、
6階から脱出出来ずにいる。
もう、三日目か・・・
あ~ん、も~、仕方がないっ!
で、こんなことに・・・
指を差し出したら、乗って来た。
とりあえず、部屋の中に・・・
左手で撮影のため、ボケボケ~(涙)
触角が細いから、女の子のようだ。
それにしても、可愛い~💛
翅をしきりと震わせる。
飛びたいんだね。
さて、どうしよう。
小さな紙箱に入れて、
しばらく様子を見ることに・・・
翅は震わすものの、飛ぶ気配はない。
10分ほど経ったら、
少し元気が戻ったのか、
箱をよじ登って来た。
でも、飛ばない。
もう、飛ぶ力は残っていないのか?
翌朝、
地上に下ろしてやろうと思っていたけれど、
それまで、持たないかも知れない。
こんな小さな箱の中で、
最期を迎えるのは可哀想だ。
深夜、
駐車場の脇の植え込みで、放した。
その後、どうしたかは分からないけれど、
今朝、そこに彼女の姿はなかった。
こんな小さな蛾、
寿命は10日とか、2週間とかの短さ。
そのうち(私の知る限り)3日間も、
マンションの6階で費やしてしまって・・・
とんだ寿命のロスですよね。
元気になったのなら、いいけど、
ダメならダメで、
やっぱり最期は自然の中で、と、思いました。
何か、そう聞こえたな~~
無事だったら、いいね!
蛾の恩返しが、今に来そう (^^;