ヤマトシジミ
北海道を除き、
ほぼ日本中どこででも見られる小さな蝶。
地表近くをチョロチョロと飛び回っていて、
比較的見つけやすいはず・・・
裏翅は、灰色の地に黒点が並び、
赤や青と言ったワンポイントは一切ない。
オスの表翅は、くすんだブルー。
地味と言ってしまえば、
それまでだけれど・・・
その奥ゆかしい美しさに心惹かれる。
野良カボチャの花にやって来たのはメス。
ヤマトシジミたちの目はグレー。
ベニシジミやツバメシジミたちのような、
黒いつぶらな目じゃないのも、
地味さ増し増しの一因かも・・・
メスの表翅は、一見ほぼ黒に見える。
でも、光の加減で・・・
虹色の光沢を帯びる瞬間が・・・
珍しくも何ともない蝶だけれど、
こんな瞬間が見たくて、
追いかけ回しているのかも知れない。
ちっちゃくて地味な蝶だけれど、
逞しくて愛すべき蝶ですね。
そして、私にとっては、
シジミ蝶の基本形みたいなもの。
当分、絶滅の危険はないだろうけれど、
いつまでも、いつまでも、飛んでいて欲しいです。
そうそう、奥深いわー、眺めてて飽きないね!
それと、生き物の世界って、どんなに多色でもめちゃ綺麗な配色♪
人間のファッション、見習えばいいのに💧