昨年からやらなきゃやらなきゃと言いながら、年に何度かしか乗らないし・・・と、中々手を付けないでいたRC30の水温対策に遅れ馳せながら手を付けました(汗)
想定された問題はサーモスタットのトラブルです。
そこで、カウルを外しサーモスタットの確認作業に。
先ずは、クーラントを抜いて準備に入りましたが、垂れ流しは感心しないので、写真の車体手前のポイパック(オイル吸収材)で対処しました。
これが、昨年購入済みのサーモスタットです。
サーモカバーを外します。
もっとも壊れて開き放し。と言うよりも真夏のサーキット対策でサーモスタット自体が無いと思われます。
カバーを外すと、案の定・・・。
サーモスタットは無いですねぇ~やっぱり。
これじゃ幾ら高熱を発するホンダV4とは言え、巨大ツインラジエーターを有するRC30では中々水温も上がらないですねぇ。。。
入れるのはこれ。中番はML7。RC30専用品番。水温82℃で開きます。
その前に合わせ面を砥石で仕上げ擦り合わせます。同時にOリングガスケットの交換もしました。
左が外したOリング、右が新品ですが、左の古いOリングはカバーに癒着。潰れてOリングは四角いゴムの塊と化してます(爆)
カバーの合わせ面も砥石で綺麗に仕上げ、
サーモスタットをエンジン側に納めます。
クーラントを入れエアー抜き開始。
使ったのはこれ。
昨年から使ってます。少し?いやかなり高いのがたまに傷ですが、熱垂れが少なく我が30には向いてる気がします。
80℃超(水温計確認)でサーモスタットのオープン。90℃超で電動ファンの作動を確認しラジエーターキャップを閉めました。
エンジンを停止し、キャッチタンクの量を確認して作業終了。
仕上げにスチームで高圧洗浄してお仕舞です。
こうやってカウルの無い姿をみるとこれはこれで有りかなと思います。
もっとも、この状態ではミラーもウインカーも有りませんが・・・(笑)