コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。
以前のブログ記事でお知らせしましたが、
愛知県一宮市、”おく”町には”うん”の良くなる
パワースポットがあると聞き、行ってみました。
その一つ、”尾張猿田彦神社”には、なんと!
ストリートピアノが設置されているのです!
そこで、「開運祈願の参拝を兼ねて神社の
ストリートピアノを演奏しに行きましょう。」
と、連弾パートナーさんに誘われました。
猿田彦神社のストリートピアノは、
ご祈祷される方の待合室の奥の部屋に
設置されていました。
シュベスターのグランドピアノです。
寄贈されたものだそうです。
弾いてみたら、とても弾きやすく、
マイルドな音色に感じました。
ピアノ室には天宇受賣さまが祀られていました。
だれでも自由に演奏できますが、祭礼中や
ご祈祷中はピアノの演奏ができないとのこと。
ご祈祷される方のご祈祷が済むまで
15分ほど待って演奏をスタートしました。
まず連弾です。ちょうど一宮市では、七夕祭り
開催中。”星に願いを”でスタートしました。
その後、雰囲気を変えて”ティコティコ”
次にドビュッシーなど、一人ずつ独奏を演奏。
全体で20分ほど演奏しました。
思いがけず、神社でのちょっとした
奉納演奏ミニコンサートになりました。
猿田彦の神さまは開運、道ひらきの神さま。
そして天宇受賣の神さまは芸能の神さまです。
パワースポットとして知られていますが、
ご利益があるといいいですね。
神社にストリートピアノがあるなんて、
とても素敵なとこですね。
また参拝して、弾いてみたいです。
7月10日、土曜日から18日、日曜日まで
尾張一宮駅コンコースに”駅ピアノ”が設置。
周囲にはきれいに七夕飾りがありました。
今日は朝10時からオープニングセレモニー、
そして一般の方々が自由に演奏していました。
ストリートピアノ、とても人気なのですね。
ストリートピアノのマニアさん(?)
らしき人達がたくさん集まっていて、
カッコいい演奏を披露していました。
尾張一宮駅に駅ピアノが設置されるのは、
これで3回目となるそうです。
七夕祭りイベントの一つでしょうか。
演奏の申し込みをして、30分ほど待って、
みなさんの演奏を聞かせていただきました。
ピアノに合わせてパフォーマンスする方あり、
アニメの曲を豪華アレンジで演奏される方あり
他の方の演奏を楽しませていただきました。
今日は何を弾こうかな~?
迷いに迷った結果、クラシックにしました。
持ち時間一人5分までだったので、
ショパンのエチュードを1曲。
Op.10-12”革命”を演奏しました。
”革命”だけを演奏するのは初めてです。
だいたいその前に、ショパンのノクターンとか、
ワルツとかマズルカとか弾いていました。
最初から早いテンポの曲は
気合が入りますね。あ~、また、
無駄な力が入っちゃったかな~。
この曲はこんな言い伝えがあります。
ショパンの故国ポーランドが
ロシア軍の侵攻にあった時のこと。
首都ワルシャワが陥落したと聞いて
ショパンは怒りを込めて作曲したとか…。
そんな言い伝えがあるのもわかる曲想です。
そんな”革命のエチュード”ですが、
歴史マニアさんたちの集いで
”歴女ピアニスト”が演奏するどうなるか?
高杉晋作の功山寺のクーデターを連想するとか、
”関ケ原の戦い”を連想するとか言われます。
スピード感溢れ、”攻めた”演奏の時はそんな感じ。
反対にぼ~っとして、ゆっくり目に
スタートしちゃった時もあります。
そんな時は、「あ~ぁ、今回は~、
”リラックマ”の革命になっちゃった~!」
ショパンさん、ごめんなさいと反省します。
さて、尾張一宮駅の”駅ピアノ”
期間は、7月18日、15時までです。
興味のあるかたはお出かけくださいね。
コンサートの打ち合わせ会を
次のコンサート会場となる
愛知県一宮市で行いました。
秋シーズンのコンサートで演奏する
ピアノ連弾曲をいろいろ決めました。
打ち合わせ終了後は、イオンモールへ。
スターバックスコーヒーに立ち寄ります。
スターバックスコーヒーでは、今、
”47都道府県、JIMOTOフラペチーノ”が
登場しています。ちょっと注目!
さっそく地元愛知のフラペチーノ
”デラウミャ アンコーヒー”
注文してみました。682円です。
”デラウミャ”って何語? どういう意味?
猫語です。いや、名古屋弁です。
”すごくおいしい”という意味らしい。
意外だったのは”フラペチーノ”が
登録された商品名だったこと。
スターバックスコーヒーで取り扱う
冷たい飲み物のことなのです。
珈琲やクリームなどに氷を加え
ミキサーにかけてフローズン状にした
飲み物です。初めて味わいました。
愛知バージョンのフラペチーノは
愛知県の”小倉トースト”をイメージ。
あんこの感じがしっかり生きています。
飲み物とデザートの中間のような感じ。
珈琲という感じはあまりなかったです。
かなり甘くて、たっぷりの量でした。
ミニサイズもあるといいな~。
次は岐阜とか、三重とか、静岡とか
他の地域のものも味わいたいです。
話題は今年、市制100周年を迎える
愛知県一宮市のことに移りました。
愛知県一宮市で小学校、中学校時代を
過ごした人だけ意味がわかる言葉が
存在するそうです。その言葉は???
それは、”おくうん”という言葉です。
「何を意味するかわかりますか?」
私、さっぱりわかんなかったです。
”化け猫ヤマトくん”が言いました。
「その言葉、初めて聞きましたよ~。
もしかして、一宮市の”奥”町にある
”運”のよくなるパワースポットかなぁ~。」
「ブブ~! はずれです。
それは”体育館”のことです。
”屋”内”運”動場を略して”おくうん”
この地域だけで使われている言葉です。」
「そうなんだ~。ここにお嫁に来た人は、
小学校、中学校時代ここにいなかった。
それで知らない言葉だったのですね。」
「地元の人は”おくうん”という言葉、
どこでも使われている言葉だと
ずっと思っていたようですね。」
「なぜこの地域だけ使われているのかは
地元の人もよくわからないそうです。
最近これ、よく話題になっているんですよ。」
「ところでついでに話に出た、”奥町にある
運のよくなるパワースポット”という場所、
私…、妙に気になりますね~。
それはどこなのですか~?」
”化け猫ヤマトくん”が言いました。
「それは一宮市奥町にある、
若宮神明社と、尾張猿田彦神社です。」
「パワースポットとして知られていますが、
最近、御朱印でも話題になってます。
今度ご案内しましょうか?」
今度、その”おく”町にある
”うん”のよくなるパワースポット
みんなで行ってみようか!
ということになりました。
”おくうん”の話題が、なんだか
面白いことに発展しそうです。