歴女ピアニスト:ピアノコンサート&イベント日記

コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。

2月第2回目のピアノミニコンサート

2021-02-20 17:51:45 | ピアノコンサート
2月20日、土曜日、2月第2回目の
ピアノミニコンサートに出演しました。

土曜日の午後からの30分間、
クラシックの名曲中心にお届けする
小さな会場でのミニコンサートです。

このコンサートシリーズ、2月は独奏。
シューマンの謝肉祭より、
何曲か演奏しています。

もう一人の出演者さんは、今日は
グリーグのソナタを演奏しました。

かなり気合の入った演奏で
スピード感溢れ、迫力満点でした。

その後の演奏だったので、前の方から
少し影響受けたかもしれないです。
練習の時より熱っぽい演奏だったかも。

今日は中学生のお客さまもあったので、
作曲者シューマンについて、
作曲された時代の背景について
少しお話させていただきました。

”歴女ピアニスト”と名乗っていますので
ここを期待されている面があるようです。

いや~、実は…、詳しいのは、
日本の歴史、戦国時代だけなのですが…。
なので参考資料を読み返してみました。





演奏に入る時、今日は演奏する曲を
2、3曲のグループにまとめて
ちょっと解説してから演奏しました。

これ、演奏する側としては
間のとり方、音色変化の工夫が
生かされず、とても弾きにくいです。

でも、お客さまにとっては、
曲の理解が深まり、印象深いものに
なると言われています。

プログラムに印刷されている解説は、
あまり読まないけれど、トークなら
じっくり耳を傾けるものだそうです。

今日は、集まってくださった皆さんに
とても心に残るコンサートだったと
言われました。嬉しかったです。





バレンタインデーも終わり、
もうじきひな祭りですね。
ピアノ室にもおひな様を飾りました。

会場にも”うさぎ雛”が飾られていました。
3月はこのコンサートシリーズ、
連弾でも出演したいと思っています。







小さな会場でのミニコンサート、今回もチャレンジです。

2021-02-13 16:36:12 | ピアノコンサート
小さな会場での30分間の
ピアノミニコンサート、
2月も引き続き出演しています。

今回は、シューマンの”謝肉祭”から何曲か、
演奏持ち時間の範囲内で演奏しました。

シューマンの”謝肉祭”
前回演奏したのは、2016年でした。
その時は全体をまとめることで精一杯。

一見きれいにまとまったようでしたが、
本当は、細かい部分をもっと、
練りこんでいかなければ…。
まだまだこれからの状態でした。

今回は、”まだまだこれから”の部分を
納得がいくまで弾きこんでみたい。
…そんな思いで取り組んでいます。

シューマンの”謝肉祭”は、
小さな曲がたくさん集まって
1曲になっているので、
全体をざっくりまとめるだけでは、
どうしても中途半端な感じがします。

今度はそれぞれの曲の持つ世界観を
もっと細かく表現していきたいです。

”キアリーナ”という曲は、後に
シューマンと妻となる幼き日のクララを
イメージして作曲されたようです。

それなら、もっとかわいらしく、
愛情をこめて弾かなくっちゃね。

以前の”キアリーナ”は、女子力ゼロ。
生真面目な優等生みたいな演奏でした。
かわいいクララに愛を感じさせるように
少し自由に演奏してみたいです。

”ショパン”という曲は、ショパンを
イメージして作曲されたようです。
以前は、なんとなく雰囲気をつかんだようで、
”計画的に作られた偽ショパン”だった。

まだ流れが不自然だったと思いました。
もっと音楽が思いのまま自然に流れるまで、
弾きこまなくっちゃ~。

”エストレラ”という曲は、やはり激情的な
女性をイメージして作曲されています。

前回は、思い切って弾いていないかった。
無難な演奏に終わっていました。
もっとスピード感と情熱をもって
疾走していったほうがいい…。

”再会”という曲は、お祭りの場でいろいろな
知人と再会するシーンだと言われています。

前回の演奏、やたら音楽が重かった。
もっと軽くリズムにのって、
お祭りのうきうきした気分を感じさせるよう
自由に楽しく弾いていきたいです。

今回、以前の殻を破っていかなくっちゃ
…とチャレンジしてみました。
演奏してみて、手ごたえありました。





明日はバレンタインデーですね。
かわいい猫ちゃんのチョコを
連弾パートナーさんにいただきました。
眺めるだけで幸せを感じました。



今年2回目、小さな会場でのピアノミニコンサート

2021-02-03 10:28:14 | ピアノコンサート
1月30日、今年2回目のミニコンサートに出演。
雪がちらつく寒い日となりました。

会場のお庭に咲く花も雪をかぶっています。
コンサート開場時間には雪も止みました。

コンサート会場も今年はコロナ対策で
換気にことのほか気を配っています。

そのため、どの会場も出番を待つ間、
ちょっと寒い感じがするようです。
でも本番はそれも忘れて集中します。





今日は名曲コンサートです。
ショパンの幻想即興曲、革命のエチュードなど
ピアノ名曲が並んだ30分のプログラムでした。

小さな会場で、少人数の会でしたが
充実した演奏となりました。

そしてピアノコンクールに参加される
小学生さんのカワイイ演奏もあり、
とても楽しいコンサートでした。

2021年、大きなホールでの
ピアノコンサートはまだこれからです。

コンサートが開催されない時期、
出演者にとって、小さな会場で
アットホームな雰囲気のミニコンサートが
開催されるのは本当に有難いことです。

このコンサートシリーズ、
2月も引き続き企画され、
私も引き続き出演する予定です。

さらに素敵な演奏を目指していきたいです。