コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。
このところ毎年企画されているお寺の
イベント、今年も開催されるとのこと。
昨年同様、地蔵盆を兼ねた夏祭りのような
お寺のイベントです。このイベントで、
お寺に電子楽器を持ち運んで演奏します。
今年も「歴女ピアニスト」得意分野の
音楽と朗読のコラボレーションを披露。
戦国武将の生涯を音楽と朗読で語る
という同じ題材を取り上げていますが、
実は、文章も音楽も少しずつ変えて、
毎年、リニューアルしています。
今年は以前のバージョンを聞いて
下さった方からの感想をヒントに
リニューアルしてみました。
「静かで格調高くて、お寺の雰囲気に
マッチしているのですが、あと少し、
盛り上がり感があってもいいのでは。
始めはあまり興味のない方でも、
聞いているうち、段々と物語の世界に
引きこまれていくような何かを
プラスしていくといいですよね。」
文章も音楽も、場面場面にあわせて
ドラマチックに、ちょっとした見せ場も
作るように書き改めてみました。
さて、このお寺のイベント、今年は
お寺の和尚さんが、チラシを作って
配って、宣伝すると言っていました。
このところほぼ関係者のみ参加でしたが
もっと多くの方にイベントに参加して
いただくことができれば、とのことです。
リニューアルしたバージョンで朗読の方と
合わせ練習しました。ひさしぶりの朗読
合わせ、朗読があまりに見事なので
ちょっと嬉しくなりました。
また、練習に気合が入りますね。
岐阜県関市、お寺のイベントでの演奏も
無事終了しました。
この日は、朗読と音楽のコラボレーションが
メインのプログラムでした。気合が入ってます。
朗読を担当するのはいつもの方、地元FM局の
パーソナリティさんでした。お孫さんがいる
世代ですが、とても若くてかわいらしい方です。
今回心配だったのは、そのの方のお父様が
ご病気で入院されていたことです。
今のところ大丈夫だけれど、状態が急変して、
万一のことでもあれば、当日出演することが
難しくなるかも、と聞きました。
もう、びっくりでした。
今から代わりに朗読をお願いする方を
探すことも難しいです。そこで考えました。
万が一、彼女が参加できなくなった場合、
自分で朗読と音楽を両方やってしまうおう!
音楽の他、朗読の練習もスタートしました。
朗読は普通の文章ならなんとかなりますが、
朗読の中にでてくるセリフ、「有難き幸せ」
など、武将の言葉を言うのに苦労しました。
しかも普段出さない力強い、低い声を出す
練習をしたので、のどを痛めてしまいました。
前日、彼女からメールが来ました。
「容体は安定しています。行けそうです。」
よかったです。ほっとしました。
当日、無事参加してもらえました。
予定通り、お寺の本堂で朗読と音楽の
コラボレーションを発表することができました。
今年は2人で参加できるだけで嬉しかったです。
朗読と音楽は、昨年と同じタイトルですが、
文章と音楽、少しずつ変えています。
「今年の音楽、随分印象が変わったね。」
と、お客様のみんなから言われました。
実は、4つある主題のうちの
1つを変えただけなのです。
より完成度が高くなったね、と言われると
「いや、まだまだです。」と答えながら、
正直、2人でできるかヒヤヒヤだった分、
無事、当日を迎えることができて、
嬉しさ倍増だった私たち2人でした。
いろいろあった分、終わってホッとしました。
今日は小さな会場でのピアノミニコンサート。
ミニコンサート、モーツァルトのトルコ行進曲や
”どうする家康”のテーマなど演奏しました。
来週のミニコンサートではショパンの
バラード第3番を演奏する予定です。
2023年7月の日曜日、岐阜県関市
山間部のお寺本堂で行われる夏の行事で、
アトラクション演奏を頼まれました。
お寺にはピアノはないので、檀家さん宅から
お借りした”今は使われていない電子ピアノ”
を使ってくださいと言われました。
お寺に到着すると、本堂は別のアトラクション
カラオケ大会の真っ最中。午前は子供対象の
体験教室と大人対象のカラオケ大会でした。
お昼ご飯の後、14時からリハーサルタイムです。
本堂には電子ピアノが運ばれ、設置されました。
「4年ぶりに使います。」というので電源を入れて
音をだしてみました。中央の部分の音域、音が
出せません。使っていない間に劣化したようです。
これは大変。修理も間に合いません。
他の楽器に変えることも時間的に無理です。
この状態では、私のソロ、”千の風になって”も
”どうする家康のメインテーマ”も演奏できない!
さて今回の演奏のメインは、主催者さんの
依頼による、できたての自作の曲でした。
初めは私が弾き語りをする予定でしたが、
急遽、男声合唱団の4名の方に来てもらい
私の伴奏で歌ってもらうことに決まりました。
戦国武将を讃える曲なので、男声合唱が
一番ふさわしいように思います。今日は
この曲だけ演奏することに変更しました。
そこで、主催者さんに伝えました。
「今日は運んできた楽器の調子が悪く、
この状態で独奏曲は演奏できませんが、
歌の伴奏なら、なんとかなります。」
「伴奏は音の出ない真ん中の音域を避けて
左手で低音域のバスと右手で高音域の
和音だけを弾くことにします。
これに合わせて歌ってもらいます。」
「その後、この曲の歌詞を作った方と
主催者さんのつながりについて
とっておきの話があると聞いています。
それを語っていただきましょう。」
「その間に、本堂に集まった皆さんに歌詞と
楽譜のコピーを配ります。合唱団の方の
歌に合わせ、本堂に集まったみんなにも
一緒に歌ってもらうことにしましょう。」
こんな感じで思いがけないアクシデントも
なんとか乗り切りました。
時間もちょうどよい感じになりました。
男声合唱のみなさんが力強く歌い上げて
下さいました。会場の皆さんも合わせて
一緒に歌ってくださいました。
集まったみなさんに一緒に歌って頂くのも
一体感があって、とてもよい雰囲気でした。
楽器のトラブルは初めてのことでした。
自分の楽器を会場に持っていくことの
できないピアニストって、大変ですね。
そして本当はサックスの方との合奏も
予定していたのですが、今回は都合により
実現することができませんでした。
機会があれば、一度合わせてみたいです。
楽器のトラブルにも関わらず、演奏後
皆様の暖かい拍手をいただくことができて
本当に感激。心に残るステージでした。
2023年7月に、歴史イベントで
演奏することになりました。
歴史イベントで演奏するのは、
本当に久しぶりになります。
歴史イベントがあるのは、岐阜県の山間部。
交通は不便だけれど、自然の中の素晴らしい
環境にある、古い歴史を持つお寺です。
「歴女ピアニスト」と名乗っているわりに、
こういったお寺での歴史イベントでの演奏は
この2,3年、ほとんどなかったです。
2020年から2022年までの
「歴女ピアニスト活動」(?)は年1回だけ。
お寺の供養祭に参加させていただきました。
でも年1回じゃぁ「もう歴女ピアニスト」とは
名乗れないかな~、と思っていたところでした。
今回、イベントが一般公開されるようになり、
演奏の声をかけていただき、とても嬉しいです。
歴史イベントでは、歴史好きな方々が集まり
講師さんを呼んで、歴史講演会が開かれます。
今年の講演会、テーマは何でしょうか?
今年は家康が注目されている年なので、
「家康と〇〇」なのでしょうか?
演奏は講演会の「おまけ」みたいなものです。
講演会で歴史のお話を聞いた後、ちょっと
くつろいで演奏を聴いていただけたら。
どこかで聞いたことのある癒し系の曲を
3曲ほど演奏しようかなと思っています。
また、2021年の10月ごろに作曲を
依頼されていた曲がやっと完成しました。
作曲は専門外なので、難しかったです。
歌詞とメロディを組み合わせるのに
一苦労しました。やっと出来上がりです。
「このタイミングで、イベントの中で
皆さんに披露したらどうでしょう。」と
主催者さんに言われています。
皆さんに喜んでいただけると嬉しいです。
12月に引き続き、1月は22日(日)に
ピアノサークルに参加しました。
今回演奏したのは、近くに古戦場のある
会場です。近くに古戦場のあるホールって
案外たくさんあるのですね。
ピアノ仲間のお宅に近いホールもそうですし、
ピアノ合宿のできる風光明媚なところにある
ホールも、古戦場から近い場所です。
今回の会場、近くにある古戦場の方は、
時間の都合で行けませんでしたが‥。
会場のピアノはYAMAHAのフルコンでした。
弾きやすいピアノで低音の響きがいいです。
今日はピアノ独奏曲ばかり、5曲で
20分以上の演奏になりました。
どんなに盛り上がっても低音は鋭くて
硬い音なってはならない…。
ノリノリで演奏しても、心のどこかで
「客観的に見ている自分」がいるように。
普段言われている先生のアドバイスが
ここに来ると身に染みてわかります。
ピアノサークルの参加は、本当に真剣に
ピアノに取り組む貴重なチャンスですね。
参加するたびに、ちょっとずつですが
成長できるような気がします。
ところでピアノ仲間に「あなたも
ピアノサークルを主催してみたら。」
と、ずっと言われ続けています。
でも、誰かが主催する会の仲間に
入れてもらったほうが楽なのですよね。
また5月に開催するピアノサークルに
声をかけていただきました。
今年、自分でもやってみようかな~。
「いつやるの?今でしょ!」という言葉が
以前、流行りましたよね。
会場はどこにしようかな~。
今、愛知県犬山市にある小ホールが
ふと思い浮かびました。
では、前向きに検討してみましょうか?