コンサートホール、社寺、博物館の歴史講座などで歴史トーク&演奏している珍し~い「歴女ピアニスト」のブログ。
2021年5月に開庁した岐阜市役所新庁舎
市民交流スペースにストリートピアノが
設置されています。グランドピアノです。
岐阜に行ったついでに立ち寄りました。
ピアノはテーブルがいっぱい並べられた
休憩スペースの一番奥にありました。
朝早い時間なので誰もいないです。
ピアノ、さっそく演奏してみました。
よくあるストリートピアノって、
どこかで使った古いピアノを再生して
設置されることが多いですが、あれっ?
このピアノ若いんじゃないかしら?
2021年に設置された時点で、
新品だったかもしれないですね。
新品のピアノ、寄贈されたのかしら?
ピアノはYAMAHAのC3タイプです。
今日、岐阜市役所で演奏する曲は
まず最終回まであと2か月を切った
”鎌倉殿の13人”メインテーマです。
この曲、あと何回演奏できるかな?
1曲弾き終わって、まだ誰も次に弾きたい方が
現れないようですね。演奏している間に、
聞いて下さる方が集まってくださったようです。
では、2曲目”ショパンのノクターン”を演奏。
音がきれいに響いている感じです。
2曲弾き終わって、まだ誰も次に弾きたい方が
現れないようです、では3曲め、弾いちゃいます。
”ドリーブ=ドホナーニのナイラワルツ”を
演奏。合計3曲も弾いちゃいました。
岐阜市役所はまだストリートピアノが
あることが知られていないみたい。穴場かも?
椅子が置かれているので、座って聞けるし
建物の中なので、冷暖房もあります。
条件いいみたいですよ。
おまけに新品かも(?)のグランドピアノ。
ただ、駅ほど多くの方々に聞いて頂ける
場所ではないかもしれませんね。
通りがかりの人が少ない分、リラックスして
落ち着いて演奏できる環境だと思いますね。
ちなみに愛知県一宮駅の”駅ピアノ138”は
修理が完成して、駅に戻ってきました。
明日の午後から再び弾けるようです。
またこちらも行ってみたいですね。
3週連続のピアノコンサートが終わって
ほっと一息。10月23日のコンサートの
出演メンバーによる反省会がありました。
「今回のホール、ピアノの響きよかったね。
客席で聞いていると、みんなの演奏、
とても感動的だったよ。」
「本当はね。ちょっとしたミスタッチが
たくさんあってね。あ~、またやっちゃった、
といった感じだったけど、終わると何となく
いい気分で演奏していた自分を感じるね。」
「あらためて、出演者それぞれの個性を
感じたよ。響きの良いホールやピアノが
それをサポートしてくれた感じがあるかな。」
「やっぱ、いいホールで弾きたいね。」
裏でドタバタしていたコンサートでしたが、
終わるととても収穫のあったコンサート。
お客さまの評判もとてもよかったと聞いて、
出演メンバーも嬉しく思いました。
「さぁ、では次のコンサートで弾く曲、
何にしようかしら?」次はこの話題です。
みんなの共通の悩みはこれでした。
「今までに演奏したことのない作曲家の曲を
やってみたいけれど、自分に合うだろうか、
楽しく練習できるだろうか、お客さまに
満足していただけるレベルの演奏が
できるだろうか?」
「結局、私ロマン派の作品が得意なので、
シューマン、ショパン、リストばかり
演奏しています。他の作曲家の作品も
チャレンジしたい気持ちもあるのですが、
ちょっと勇気がないかな~。」
「じゃぁ、いきなり現代の作品に取り組む
とかじゃなくて、同じロマン派の作曲家で
今まで演奏したことのないブラームスの
作品などからチャレンジしてみては?」
「やってみると案外、勉強になるよ。
例えば、私もコンサートで最近演奏していない
ベートーヴェンの作品に取り組んだけど、
その後、いつものレパートリー曲に戻ると
演奏が以前と微妙に変わったのを感じたよ。
ステップUPした感じ、ありますね。」
こんな感じで話の尽きない出演メンバー。
さて、次の曲は何にしようかな?
10月23日、岐阜本郷町のクララザール
じゅうろく音楽堂でのピアノコンサートに
独奏と連弾で出演しました。
音楽仲間でやっている勉強会のような
アットホームなピアノコンサートです。
ホールはとても響きのよく、シャンデリアの
輝く、優雅な雰囲気の素敵なところです。
ピアノはスタインウェイで
弾きやすいコントロールしやすいです。
照明も落ち着いた感じで最高です。
2年前、2020年はこのホールで
無観客のコンサートに出演しました。
今年ホールに行ってみると、控室にも
ピアノが置かれていました。
このピアノ、前回はありませんでした。
この地区で活躍しているピアニストさんが
ホールに寄贈されたそうです。
控室にもピアノがある。これは嬉しいですね。
今日はアクシデント続きでした。
JR岐阜駅からタクシーに乗って会場まで
行くようにすすめられのですが、運悪く
タクシーの運転手さんが会場の場所がわからず
ナビを操作しながら、うろうろ運転して
なかなか会場に着きませんでした。
主催者さんは、「会場からタクシーで
ワンメーターですから、バスに乗るより
タクシーがおすすめです」と言っていましたが、
ワンメーターどころか、ウロウロ分(?)含め
運賃は1320円でした。
それでもリハーサル時間にはゆとりで到着。
リハーサルを済ませ、もうじき開演です。
そこで思いがけないアクシデントが!
ピアノ連弾のパートナーさんが、
段差のあったところでころんで
足首を痛めてしまいました。
ほんのちょっとのことだったのですが、
開演直前になって、足首が段々腫れてきて
痛みが止まらないと言うのです。
とりあえず、腫れたところを冷やして、
プログラム順を変え、最初に演奏してから、
すぐ帰って病院に行くように勧めました。
痛みをこらえて無事ピアノ連弾2曲を
演奏しました。すぐドレスを着替えて
タクシーを呼んで帰ってもらいました。
その後、コンサートは順調に進みました。
終わってパートナーさんに連絡したところ、
「骨折でした。治るまで1、2か月かかる
見込みです。」とのことでした。
ちょっところんだだけなのに
こんな大事になるなんて!
段差のある場所は気を付けたいですね。
パートナーさんが一日も早く回復することを
祈るばかりです。
先日、小さな会場でのピアノミニコンサートに
参加。このシリーズ、最近よく出演しています。
会場が一般家庭のピアノ室なので、完全予約制。
予約がいっぱいになると、次を開催しています。
今日は、「大人が楽しむコンサート」です。
お客様は大人に限定。これ、ちょっと人気です。
曲はクラシックだけでなく、ジャンルを問わず、
いろいろなピアノ曲によるプログラムです。
どこかで聞いた曲、知っている曲がいっぱい。
出演メンバーも聞く側になると楽しめました。
コンサートが終わって、出演者とお客様の
ティータイムがありました。差し入れの
お菓子と飲み物でおしゃべりタイムです。
コンサート後のおしゃべりタイム、
まず、オカルト話で盛り上がりました。
出演メンバーの一人が言いました。
「先日、〇〇湖に浮かぶ〇〇島に行きました。
よくパワースポットとして紹介されていますが
私、この場所はちょっとダメでした。
なんだか怖い感じがするのです。」
「〇〇島に神社があったでしょ。
もしかすると神社に祀られている神さまと、
相性がよくなかったかもしれないですね。
私は〇〇湾に浮かぶ〇島に行ったとき、
ちょっと怖い感じがしましたね。」
「そういえば、古戦場で知られる〇〇〇。
この付近を通ると、すごく怖いです。
いつもぞくっとしますと言っていた人も
ありましたね。霊感あるのかしらね。」
「霊感がある人は、古戦場に行くと
普通の人が見えない、感じられない
”何か”をキャッチするのでしょうね。」
「古戦場の〇〇〇は、鉄道工事があった時、
おびただしい数の白骨や刀が見つかった
そうだから、それ、あるかもしれないね。」
その後、話題はタロット占いに‥。
「歴女さんはタロット占いしますよね。
もしかして、霊感あるんですか?
一度占ってみてくださいよ。」
「霊感、まったくないですよ~。
タロット占いは初心者です。
ピアノの進度で言うならバイエル程度です。
次の日曜日にどこに遊びに行くといいか?
とか、どちらのお洋服買ったらいいか?
そんなことなら占えますよ。」
「じゃぁ、2回弁護士の試験に落ちた
〇〇さん、3回目試験の結果はどうなるか、
占えますか?」
「いちおう、いいカードが出ましたが、
詳しいことは、プロに聞いて下さい。」
こんな話で盛り上がりました。
3回目の試験の結果、気になるところです。
でも私の祖父は35歳の時、やっと司法試験に
合格しました。何年も頑張ったそうです。
そんな例もあるので、何回もチャレンジして、
決してあきらめないことが大切なのでは?
祖父は、「俺は35歳でやっと合格したのだ。」
と、みんなに打ち明けていました。
祖母はそれをかっこ悪いと思っていて、
「35歳で合格したなんて、そんなこと
自慢することじゃないでしょ~。
みんなには秘密にしておいてよ。」
祖父が度々「35歳で…。」とみんなに
話すのをとてもいやがっていましたね。
私たちも、たとえコンサートでちょっと納得
できないような演奏になったとしても、
長く続けているうちに、段々とイメージ通りの
演奏ができるようになるのでは?
コンサートの後、そんな話で締めくくりました。
10月16日(日)愛知県一宮市にある、
木曽川文化会館ホールで演奏しました。
約300名収容、まだできて5年ぐらいの
比較的新しいホールです。ピアノはYAMAHA。
”秋のピアノ勉強会”というタイトルですが、
何かをテーマに勉強する堅苦しい会ではなく
一応ホールで行う、出演者と主催者の
関係者のみで行うコンサートみたいな会です。
出演メンバーは、コンサート経験豊富な
”ベテランピアニストさん”(70代)から、
私のレッスン生のお母さままで、いろいろです。
全部で9名、8組の出演者が演奏しました。
演奏する経験を積む場の一つになるよう、
そして演奏を楽しむ場の一つになるように、
主催者さんからのメッセージがありました。
13時からリハーサルがあり、一通り演奏。
そして15時開演、16時30分終了です。
コンサートはドレス着用でなくてもOKとのこと
ですが、出演者メンバーは、エレガントな
コンサート用の装いの方が多かったです。
プログラム1番、レッスン生のお母さまと私の
ピアノ連弾”きらきら星変奏曲”でスタートします。
プログラムを見ても、リストのラ・カンパネラ、
ショパンの幻想即興曲、バラード1番、
英雄ポロネーズなど、クラシックの名曲が並び
とても聞きごたえありました。
一人演奏は10分までとのことなので、
私は今回もベートーヴェン”32の変奏曲”の
抜粋バージョンで演奏しました。
みなさんの演奏する華やかな曲が続く中で、
ちょっと地味目だったかもしれませんね。
衣装も黒のブラウスに、今日のコンサートの
ために新調した黒のサーキュラースカートです。
私としては珍しく、かなり地味目な装いでした。
コンサートのプログラムが全部終わって、
まだ17時まで時間があったので、
ここから”お楽しみストリートピアノ
自由演奏タイム”となりました。
”LEMON”、”鎌倉殿の13人”など
コンサートホールでは弾けないような(?)
曲もしっかり弾かせていただきました。
ベテランピアニストさんの演奏も間近で
聞くことができて、とても楽しい会でした。