およそ半年にわたる作業でした。
あれ~
そのわりには、あんまりこのブログでも詳細がご紹介できてなかったなぁ。
きのう、どんな作品だったの?とたずねられて、全然うまく応えられませんでした。
個人的な「死」をきっかけとする事からのさまざまなイメージだったので、
言葉よりも、
身体感覚から、シーンを捉えようとしてたから、
なのかしら。
これには、もう少し時間をかけて、
あまりすぐには言葉にしないようにと思います。
およそ、3つのシーンから成る、15分ほどの作品。
出演者は3人。
写真で見ての通り、みんな、真っ白です!
内容については、いまは語らない事にして、
まずは、この3人のあまりにも多様なプロフィールから。
ダンサー、っていっても、いろんな人がいるのです。
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三谷真保作品「VOICE」
(2013年6月2日 世界初演)
演出・振付 三谷真保
出演 三谷真保 クラジミール・カミンスキー 木室陽一
三谷真保
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クラシックバレエを中沼洋子・梨花氏、クラジーミル・カミンスキー氏に師事。バレエ団、ダンスカンパニーに所属後、舞踏家大野一雄氏の影響を受け、独自のダンススタイルを築く。
スタジオM主宰。
現在も舞踊家として数々の舞台に出演。
2000年より、ダンスセラピーを荒川香代子氏(MA,ADTR)に師事。ダンスセラピーワーキンググループ “プロセス” メンバー。2004年より、EastWestSomaticsをサンドラ・フレイリー氏(NY州立大学名誉教授)に師事。EastWestSomatics Institute 資格認定コース修了。
現在、ユリワケ氏に師事。現代舞踊協会会員。舞踊・芸術振興会ひろしま理事。
クラジミール・カミンスキー
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1988年ブラジル・パラナ州教育文化省に属するグァイラ劇場財団にてクラシックバレエ、モダンダンス及びフォークダンス課程卒。グァイラ劇団との契約により、パラナ州クリチバ市にて、バレエキャスト。
1991年ブラジルサンパウロ市バレエ団に入団。
1993年ブラジルサンパウロ市サンパウロ劇場にて、スィズネ・ネグロ・ダンス・カンパニーサンパウロ州サンパウロ市ピンニェイロ・スポーツクラブにて、ヴァッツ・ダンス・カンパニーバレエダンサーとして活躍。1994年サンパウロ州及び地方にて、イズマエル・ギゼル・バレエ団、イスマエル・ギゼル&ヨウコ・オカダバレエ・スクール教師。
2002年から現在、日本でバレエ教師、バレエダンサーとして活動している。
Cladimir Kaminski Ballet Company 主宰。
木室陽一
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福岡県出身。邦正美、雑賀淑子、ケイタケイ等に創作、バレエ、即興を学ぶ。
現在、ケイタケイ'sムービングアースオリエントスフィアの主要メンバーとして国内外で活躍中。バレエ、現代舞踊などへの客演も多数。
2012年より、愛媛の離島・中島にてみかん作りを開始する。土と共に生まれる舞踊を探求しながら、劇場にとらわれない、のびのびした表現を展開している。
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みなさん、てんでバラバラなキャリアなのに、
引き寄せてしまうパワーが真保さんには確かにあります。
クラジミール氏こと「クラちゃん」は、大阪在住。
ご自身のバレエカンパニーを主宰されています。なので、リハーサルは、クラス・レッスンの合間をぬって、大阪から新幹線で福山まで。
僕は、愛媛・松山の中島からや東京に向かう移動の途中で福山を経由。泊まりがけでのリハーサルでした。
可笑しかったねぇ~、クラちゃん!
素晴らしいバレエダンサーです。
でも、リハ中は、笑ってばかり。
大阪にいるヘンなガイジン「なんでやねん!」
うまくご縁が繋がれば、また再演いたします。
もしかすると、まだこの作品「VOICE」は始まったばかりなのかも。
まだまだ育ってゆく予感。
ラストの笑顔、むつかしかったなぁ。
次にやる時には、もっと研究せなあかんなぁ。
2013年6月2日(日)
舞踊・芸術振興会ひろしま
「第1回 舞踊合同発表会」にて、記念公演として「VOICE」は特別上演。
会場:広島県民文化センター ふくやまホール