ウルトラマンデッカー
第11話「機神出撃」は、ウルトラマン作品に登場するメカに興奮する視聴者には堪らん内容になっていましたね。
平和な世のままであれば、決して、出撃の機会がなかっただろうけど、皮肉にも、スフィアが地球を覆い尽くし、怪獣が再び出現し始めた事で、実戦データがそれなりに集まって、いよいよ、出撃する事になったテラフェイザー。
これは、パイロットが乗り込むのではなく、戦闘用AIで動くタイプのロボらしい。デザインは、どちらかと言えば、侵略用に見える感じもする。このテラフェイザーの開発者であるアサカゲ博士が、やたら興奮しているのも、そう思っちまう理由か。
起動実験をスタートしようとした矢先、どういう訳か、様々な怪獣が実験を邪魔するように出現し始める。丁度いいとばかりに、戦闘させてみるけど、稲妻怪鳥ライバッサーとの相性は、あんまり良くなかった。やっぱ、機械だもんな。しかも、ヒナバッサーに高空から落とされたカナタは、どういう訳か、人間大のデッカーになっちゃうし。『ウルトラマンサーガ』でゼロが似たような状況になったけど、その時とは理由が違うよな、これ。
アサカゲ博士が必死こいた結果、ついに、ハネジローはテラフェイザーを動かす事が出来て、ライバッサーの撃破に成功。ここでふと芽生えた懸念は、アサカゲ博士の正体と、テラフェイザーの今後。どうにも、アサカゲ博士の言動が異星人っぽい。人間に味方するタイプなのか、それとも、害悪を成すのか、その辺りは読み切れんけど、今後の動きに期待。そんで、テラフェイザーについて、だけど、これ、スフィアに乗っ取られたりせんよね?
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ドン34話「なつみミーツミー」、これは、新たに参戦した強力なロボに対して興奮すべきなのか、翼さん、雉野さん、そして、美保=夏美さんの関係が大きく動き、変わったストーリー展開にハラハラすべきなのか、迷うとこです。
とりあえず、ロボについて語っておきましょうか。レッドが最強フォームになれば、ロボもパワーアップするのが世の常。オニタイジンと、ドンモモタロウをゴールドンモモタロウへパワーアップさせる、オミコシフェニックスが合体し、ゴールドンオニタイジンに!! 見た目も黄金MAXでカッコいいし、戦闘力も爆上がりで、今後の活躍に期待ですね。
気になるのは、ジロウですね。ソノイとの一騎打ちで瀕死状態に陥ったタロウを、マザーからの抹殺命令を受けたドンムラサメから守って、地味に深刻なダメージを負ってました。それでも尚、タロウをマスターの元に運んだのは、ほんと、タロウに勝ちたいからなんでしょうね。タロウは、マスターだけじゃなく、ジロウ達にも礼を言うべきでしょう。あと、ゴールドンオニタイジンとトラドラゴンジンは合体できるんですかね? 個人的には、やっぱり、ドンムラサメのロボタロウと合体して欲しいんですが。
そんで、タロウとソノイの酷似性について。ソノイが、タロウにクリソツになっちまったのは、どう考えても、タロウが搾り取ったエネルギーが原因でしょう。タロウが復活するのに、ソノイのエネルギーも使ったのに、そうならないのは、他の者のエネルギーも混じっていたからか? ともあれ、ソノイはおでんに使う練り辛子を食べた際に流れた涙で、元の性格に戻って、一安心。ソノニとソノザの喜びようと来たら、凄かったですね。よほど、タロウっぽいソノイが嫌だったんでしょう。
そんで、本題ですけど、翼さんと雉野さん。いいのか、これ、子供に見せて、とツッコんだ大人が、テレビの前に何千人といたでしょうね。親御さんたちも、子供と一緒に見てて、反応に詰まったでしょうに。特撮ファンなら、「鳥人戦隊ジェットマンよりドロドロしとる」と思ったに違いありません。ほんと、愛ってのは、人に思ってもいなかった行動を取らせます。果たして、翼さんは、これから、どうなっちゃうのか。
仮面ライダーギーツ
8話「邂逅Ⅶ:切り札ニンジャ」、これは、景和と仮面ライダータイクーン推しのファンは、大興奮なストーリー展開でしたね。タイクーンを何号ライダーにするかは別として、サブライダーが活躍する回は、かなり昂ります。
前回の戦いで、ギーツに化かされた所為で、ズタボロになってしまった景和。悲惨ではあるけど、ぶっちゃけ、この戦いに関しちゃ、何が何でも、自分が勝ち残るって意志がないとなぁ。ここまで戦ってきても、温さが抜けきってないのが問題か。
そんな中、景和の姉・沙羅がジャマトに襲われてしまう。満身創痍の状態で、どうにか駆け付けたタイクーンだけど、やはり、動きが冴えない。まぁ、普通なら、死んでるか、ベッドから起き上がれないレベルだもんな。怒濤の展開に混乱していた沙羅だけど、タイクーンのIDコアに指先が触れた事で、忘れていた忌まわしき記憶を取り戻してしまう。実は、桜井姉弟の両親は、かつて、ジャマトによって命を奪われていたのである。その事実に驚愕した隙を突かれ、タイクーンは姉を攫われ、自らの意識を手放してしまう。
意識を取り戻した景和は、沙羅を救うために、誰かが囮になって、残る者が缶を蹴る作戦を提案。しかし、それに乗ってくれる者は、この場にいない。激昂する景和だけど、そりゃ、当然だ。今、残っているのは、何が何でも、自分の願いを叶えたい訳だし、何より、自分の姉が助かればいい、と景和は傲慢な考えを持っているんだから。
英寿に指摘された事で目が覚めた景和は、命懸けで囮に徹する。ギーツはその覚悟を買って、再び、ニンジャフォームになって、今度こそ、勝負をつけようとする。しかし、タイクーンが窮地に陥った瞬間に、ニンジャバックルはタイクーンの元へ馳せ参じ、タイクーンをニンジャフォームへ強化! 新たな力を得たタイクーンは、ナイトジャマトにエネルギーを送っていた部分を破壊。缶はナーゴによって蹴り飛ばされるも、ゲームは終了せず。景和は、この大怪我を負った状態で戦いを続ければ危険、と運営に判断され、脱落処分に。元より、世界を変える意志がなかった景和は、この決定に異を唱えず、ニンジャバックルをギーツに返却し、安堵の笑顔で消えていく。果たして、景和の意志を受け止めたギーツは、この世界を終わらせる事が出来るのか?
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