ウォーキングの戻り道、両手に買い物袋を下げた女性が 下に荷物を置いて一休みしているのを見かけました。
果物や野菜が沢山入っているようだったので
「ずいぶん重そうですね」と声をかけたら
「いつもね、休み休み帰るから大丈夫なんだよ」とにっこり。
「こうして毎日歩いて買い物に行くから、どっこも悪くないの」というので
「じゃあ、お持ちしましょうかなんて言わないほうがいいんだね~」
と、手を貸すのはやめにして しばらく立ち話をしちゃいました。
75歳だというその方は 趣味を持って、本も読んで、
身体も頭も老化しないように努力しているとおっしゃってました。
「老いても子供に迷惑かけたくないもん。努力してもそうなったらそれはしょうがないけどね。何もしないのは良くないでしょ。」と。
私の頭を見て「その髪形いいわね。よく似合ってる。私もそんな風にしたい」
と誉めてくれました。
そして「引き止めちゃってごめんね」という私に
「年をとったら毎日5人以上の人と話すのがいいんだって」というので
「じゃあ、私も今日の5人のうちの1人だね」
「またお会いしたらお話しましょ」といって別れました。
なんだか心がほんわかしました。
(写真は歩いたサイクリングロードの白樺並木です)