ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

民主主義革命か ?

2017年02月09日 | 政治 経済 社会 憲法


毎日、トランプと豊洲の問題で メディアも忙しく稼いでます。
2000年頃、
あのアメリカで、なぜ?共和党を中心にイラク侵攻をしたのか ?、アメリカ人の尊敬されている牧師も賛成しているのか ?、聞いたことがある。

彼曰く「アメリカは世界の警察官だから、、、」
原理主義系の教会だから共和党を支持、今回のトランプ現象をどう思っているか?聞いて見たい !
ビートたけしは「警察と暴力団は似たようなもんだよ」と言っていたとか。

確かに暴力=力こそ正義 !
寛容さの半面、
アメリカの本質は、リーダーに、清廉さとか人格とかを求める我々(旧い?)とは異なり、「結果」としてこの世で 富と権力を持つ者が 「神の意志」に叶う !
という面が強いのではないだろうか??
禁欲主義のキリスト教精神を、近代資本主義へと正当化した根拠はどこにあるのだろう?
以前読んだ 下記の本を見返して 改めて納得した次第。
プロテスタンティズムの倫理と資本主義:


いよいよ
明日2/10 安倍首相が訪米、トランプ大統領と会談&2泊ゴルフでたっぷりと人物鑑定される ?大丈夫かな、と心配だ。
昨年の大統領選挙で勝利が決定してから、トランプの"ツブヤキ"に全世界が過剰なくらい反応し、不安が掻き立てられている。
アメリカ第一主義とか、国内の中流ー下流の層の不満に火をつけたポピュリズム(大衆迎合主義)の結果とか、言われているが、もしかしたら行き詰まった民主主義に於けるある種の革命の始まりかも知れない。
いろんなメディアの解説から、何となくそんな予感がしてきた。
トランプの乱暴な表現は、これがアメリカのリーダーかと信じられない程だが、
無茶なようで、もっともな考えもありそう。
これまで、メキシコからの
不法移民を 黙認していたこと(米議会は国境の壁を決議しており、オバマ政権の大統領令で保留していたとか)、大企業の意向に沿った政策、一般市民を大切にしないエリート中心の理想主義、このまま行ったら破綻するグローバリゼーションの流れを変えるという意味では期待できる点もあるのではないだろうか?
一見 論理性のありそうな民主的なシステムの限界を、現実重視、実践第一の "反知性のTry&Error方式" で突破できるのか?
きれいごとに辟易した大衆が、本音モロ出しの政権に拍手喝采している構図を感じる。

奇しくも
アメリカ、フィリピン(ドォテルテ大統領)、日本のリーダー(理論より行動 !! の安倍政権にも同じ傾向?)など、世界中でその "実験" が行われようとしている、と観た方がいいのではないか?
フランス、オーストリア、ドイツ初め、EUの極右勢力にもその動きがある。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 足利学校 | トップ | 教育勅語 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿