ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

東京散歩

2013年06月01日 | 旅 行事
雨模様の平日、友人とウォーキング都内散策・・・どこにするか?
当日の朝、荒川都電ー浅草界隈ースカイツリー に決定!
JR大塚駅に少し早目に着いたので、駅の周辺を探索、遠くからチンチン電車がやってくる。
唯一残っている都電ということで、よくTVで紹介されている。
沿線の両側は色とりどりのバラが植えられ、のどかな下町風情がたっぷり・・・    
電車に追い立てられるように踏切を渡る人たち、改札もない乗車、SUICAが使えるのはありがたい。
両側の窓際に向い合った座席、さすがにみな年配者、ほとんどが女性だ。
「みな、御主人に先立たれたんだ」「連れだって、グループ活動に行くんだろうか」
入れ替わり立ち替わり、乗客が変わっていく感じで、まさに生活の足になっている。
飛鳥山公園の小山をぐるっと回り、家々の間をぬって進んでいくが、結構 信号待ちが多い。
それにしてもバラの手入れがよく行きとどいている、多分地域のボランティアのおかげだろう。
昔からの下町の良さが根強く残っているのは、乗客の会話からも伺える。
町屋を過ぎ、終点の三輪で下車、浅草方面に向かっていると、ちょっとした商店街。
 
2-300m以上あり、以前は買い物客で賑わったはずだが、今や文字通り「シャッター通り」
漬物屋さん、弁当屋さんなどがまばらにあるだけで、この商店街を突き抜けた。
明治通りに出て、ひさご商店街、ここは少し活気があり、「江戸下町伝統工芸館」という洒落た建物がある。
江戸指物、江戸切子など「江戸○○」と呼ばれる30種くらいの工芸をビデオで紹介、2Fには展示コーナー 
     
実に手が込んでいる工法ばかり、昔の職人技には感心するが、今これだけの手間をかけるとびっくりする値段になるだろう。
とても一般実用品ではない。行政の力で、伝統工芸を伝承・保存していくということだろう。
この通りを抜けると、すぐ花屋敷の遊園地、狭い敷地にいろんな乗り物をレイアウトしている。有名なコースターは無くなっているようで、代わりに昇降して落下スリルを味わう遊戯機が目立つ。利用者はアベック一組だけ、休日は賑わって欲しい。
浅草寺を裏から仲見世をひやかして、雷門に向かう。ここは外国人、修学旅行生など結構な人出があり、ホッとする。  
本堂は観音堂、推古天皇時代628年に、隅田川で発見された菩薩像を祀り建立(645年)、S20年の東京大空襲で灰燼と化し、S33年鉄筋コンクリートで再建された。この後ろ側に浅草神社があり、浅草寺の総鎮守とのこと。”三社さま”と呼ばれ、家康公も合祀され、三社祭りは東京最大の祭りとして今でも賑わっている。
東武浅草駅を過ぎ、隅田川沿いにスカイツリーに向かう。
ガイドさんに連れられた団体客がひっきりなしに戻ってきている。
隅田川下りにも行列、吾妻橋からの眺めはフランスのセーヌ川遊覧のようだ。
     
去年の5月オープンから1年間の入場者数:スカイツリー634(ムサシ)万人(2013.5.20現在)、東武ターミナルタウン”ソラマチ”5000万人超とのこと。
6月からTV電波が完全に切り替わる、東京タワーからスカイツリーに。
スカイツリー周辺には疏水が引かれ、両岸はきれいに整備、東武ショッピング街もかなりの規模だ。
観光スポットとしては、ソフト面も含め何か物足りない感じ。周辺の開発がこれから進むのだろうか?
帰り、ASAHIビールの本社横のbeerホールで、634ml(ムサシBeer)のジョッキで喉の渇きと疲れを癒し、新・旧 東京の良さを味わった一日に感謝!


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2 コメント

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お久しぶりです (シロ)
2013-06-05 12:21:54
高森の史郎です、今日、たまたま正雄君からアドレス
教えてもらいました。
私もブログ「シロの日記」書いています。
といっても、間もなく休刊しますが。
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なつかしい (kin)
2013-06-06 08:51:06
島田君
そうですか
先日、正ちゃんに 恥ずかしながら送ったんですが、、、
真面目な話が多いですが やることは反対ですよ
仕事でいろんなところに行くので 旅の思い出を記録しています
高森も両親が亡くなったので 遠く感じます
ジロの日記 拝見しました
美しい写真がいっぱいで癒されますね
とりあえずごあいさつ 
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