2008年も、政治、経済、社会とも悪化傾向、先行き不透明なまま、一ヶ月を過ぎた。そんな中で、感動したことがいくつかある。
その1)
映画「不都合な真実」、ノーベル賞受賞など、元アメリカ副大統領アル・ゴアの圧倒的な人気は続く。
この映画にも登場し、CO2と過去の地球温暖化の関係を、豊富な科学的データ(万年雪の消失、南極氷の崩落、各地の砂漠化、ハリケーンなど大型化する災害など)で訴えている。
ブッシ . . . 本文を読む
宮本常一生誕100年記念の企画展:「私の日本地図~よみがえる昭和の風景」(府中市美術館)が開催されている。
20年ほど前に読んだ代表作「忘れられた日本人」で強烈な印象に残っていたので、さっそく妻と娘を誘って観て来た。高度成長の影で、社会から取り残され、いずれ消え行くであろう地域とそこに住む人々に目を向け、生涯を「あるく/みる/きく」に徹した生き方は心を打つ。
今回の企画展では、700枚近くの写真( . . . 本文を読む