ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

非キリスト教的資本主義の精神

2007年02月25日 | Weblog
先日「ホワイトカラー・エグゼンプション」法案の提出が引っ込められた。 残業代ゼロ法案という悪いイメージで簡単に切捨て。 お役所好みの横文字が悪い?意味としては「知的労働の時間裁量制」といったところか・・・ 報酬を「労働時間」ではなく「その成果」で決める、というもっともな考えが否定されてしまった。(対象となるのは、知的労働のホワイトカラーだが、どうも過酷な労働者WorkingPoorの問題と置き換 . . . 本文を読む
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絶対∞と無ゼロ

2007年02月21日 | Weblog
私たち日本人は美しい自然を見ると信仰心に目覚める。 先日も富士山の威容に胸を打たれた。 そこに神が宿るそして、畏れ奉る。 それ以上は考えないのだろう。 ところが西洋人は、さらに考える。 こんな美しいものを作ったのは誰だろう? きっと絶対的な存在、万能の神様がいるに違いない・・・と。 合理的、客観的な思考ともいえる。 キリスト教もイスラム教もそんな感じではないだろうか。 日本人はそういう”絶 . . . 本文を読む
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家族制度

2007年02月19日 | Weblog
我が家は妻と長男(妻子1人)、長女(同居)の4人家族で それぞれ九州の両親(93歳から80歳)は4人とも生存、墓所も2ヶ所にある。 典型的な核家族だ。 戦前なら、家族制度の下、今のように関東と九州にバラバラになってはいないだろう。 家父長制で、長男は親の面倒と兄弟の世話、墓所や檀家の維持を 先祖代々続けていたはず。 戦後生まれとして、核家族の自由を当然のように享受してきたが、最近、戦後の家族制 . . . 本文を読む
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テニス道

2007年02月13日 | Weblog
僕にとってテニスは心と身体の友達! ヘタなのに、もう35年も続いている。 (現在は、週1,2回の老年サークルだが) これといって体を動かす楽しみを持っていなかった30代後半、 同年代の3人と遊びで始めたが、やってみると思うように球が飛んでくれない。 テニスは足ニス・・・足の動きが悪い。 テニスは頭のスポーツ・・・自律神経が大切 頭と心と身体のコントロールの難しさが、 ちょうど良い動きの速さとバ . . . 本文を読む
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改正教育基本法(その3)

2007年02月10日 | Weblog
これから教育関連法案など、教育制度改革が行われる予定だ。 今、”ゆとり教育”の見直しが是か非か?といったことも話題になるが、 この反対は”詰め込み教育”ということだろうか。 どっちも大事、両立はできないのかな。 量(時間)⇔”ゆとり”、質⇔”詰め込み”よく内容を整理して考えれば、両立できるし、むしろ相乗効果は高いように思える。 時間当たりの効果(=効率)、適性を考えて、必要なときに集中できる . . . 本文を読む
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改正教育基本法(その2)

2007年02月08日 | Weblog
戦後の教育は、結果としてどうだったのか? 戦後生まれの自分を振り返って見ると、大きな流れに気づく。 1.団塊世代より上の世代は、”戦後の教育”を受けて育ったつもりでも、そのと  きの大人(親、先生、戦後の三等重役・経営者、政治家)たちは 戦前の遺伝子を持ち、それぞれ自分の中で新しい教育を試行錯誤で消化していたはずだ、ということ。戦後生まれの自分にも旧制高校への憧れもあった。 2.それは明治以来の . . . 本文を読む
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改正教育基本法(その1)

2007年02月07日 | Weblog
以下、2007年2月7日の記録 圧倒的な自民党政権で、いつの間にか「改正基本法」が2006/12/22施行された。 約60年ぶりの改訂。(1947/3/31旧法制定、その後1948/6/19教育勅語廃止) いろいろと、改正の評価が行われているが、 私は、今のところ、次のような感想: → これまでと同じように実施されなければ”絵に書いたモチ”だから。 1.家庭教育(新設)、父母の責任と公的機関の . . . 本文を読む
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憲法改正

2007年02月06日 | 政治 経済 社会 憲法
安倍政権で憲法改正を話題にしているので、図書館から関連の本を借り、目を通している。 これまで、前文や第9条を中心に平和憲法だから、改正はして欲しくないと思っていた。 しかし、今 下記の点が気にかかっている。 1.前文「日本国民は・・諸国民との協和による成果/日本国民は恒久の平和を念願/平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して/われらは、いずれの国家もetc.」など、国家という概念が表現さ . . . 本文を読む
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手付かずの戦前

2007年02月03日 | Weblog
私の親父は、今年で93歳ですが、昨年夏ごろ転倒・骨折で入院、 その後も車椅子の生活で、今は鼻からチューブでの栄養補給の状態が続いている。 30歳で、親の死去により家業を継ぎ(県庁を退職、旅館業に)、まだ10代だった弟妹7人と自分の4人の子育てに家長として、重荷を背負ってきたはずだ。 戦後の家族制度の崩壊の中で、モロにそのギャップを受けた 世代、今の個人主義と核家族では考えられないほど大 . . . 本文を読む
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たかが○○されど○○

2007年02月02日 | Weblog
仕事で最悪と思えるような結果になったとき、 「たかが・・・」と開き直って、次の目標に向かって行った。 その前に、何でこんなクダラナイ事を自分がやらなくちゃならないんだ!と わが身を嘆くようなとき、「されど・・・」と踏ん張って耐えようとした。 そういうときは、いつの間にか良い状況に展開し、 思った以上の結果が得られ、仕事のプロセスの中にやりがいも見出せたように思う。 (過去は美しい?) どんな仕 . . . 本文を読む
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