今年のキーワード:それは団結
先日、ある会社の社長曰く、「当社の方針で、社員への参加を呼びかけているけど、今年は一歩踏み込んで団結!デスネ」
輸出で国の経済を牽引する自動車メーカーからの強引とも言える増産要求、連日の残業、休日出勤で社員は根を上げかけていた。
そこへ昨年後半からの受注半減、今では3日出勤、4日休みの状態で先の見通しも無し。このどん底に置かれた事態を共有すること、まずそれが経営者としての最大の課題とも言う。
年越し派遣村:失業、ホームレスの状態という同じ立場の仲間が、雇用と言う希いを共有してまとまった団結が、政府・世論を動かした。
これをきっかけに、世界同時不況を背景として、非正規労働者を中心とする雇用と社会保障のしくみの問題、「貧困」「セーフティネット」という問題がクローズアップしてきている。生活保護者も昨年12月で160万人(3月末では戦後の混乱期の200万人突破?)、働く意思のある現役世代が急増している。
改めて、憲法25条「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」で、個人の生存権と国家の社会保障義務について思う。
自由競争・市場主義だけでは、全体としてうまく行かないことは、法にもきちんと定められている。
アメリカの復興:
オバマ演説で、白人も黒人も包括する建国の志、新しい国家の建設のスタート点に立って、これからの経済立て直しに向かう。国家としての団結を呼びかけた。
今、日本全体を括ったスタート点は何だろうか?
明治のスタート点は、西欧に対する文明開化、富国強兵だろう。
戦後のゼロからの出発点は、あいまいで主体性が感じられない。
政治(家)、組織と経営者の堕落と弱体は、拠るところのない国体の現実をさらけ出しているように思える。それが、上から下まで、使命感の欠如につながっているように思える。
日本人として共有できる何か、そういうものがあれば、新しい目標に向かって方向が見えてくる。今はまだ、何も生まれていない段階だろう。
国民、国家として、ある程度の団結が生まれれば、少しは方向が見えてくるはずだ。
修身斉家治国平天下!
まずは、わが身を顧りかえり、家族の団結の基をしっかりと固めることから始めよう。これまで、我々世代が、単純に打込んできた経済的繁栄とか、成長神話・上昇志向という惰性からの脱皮が、今こそ求められているように思える。
危機を打開する力は、団結から生まれる。
過去を振り返り、きちんと総括すること、その中から共有できる大切なものを発掘していく姿勢が求められる。
先日、ある会社の社長曰く、「当社の方針で、社員への参加を呼びかけているけど、今年は一歩踏み込んで団結!デスネ」
輸出で国の経済を牽引する自動車メーカーからの強引とも言える増産要求、連日の残業、休日出勤で社員は根を上げかけていた。
そこへ昨年後半からの受注半減、今では3日出勤、4日休みの状態で先の見通しも無し。このどん底に置かれた事態を共有すること、まずそれが経営者としての最大の課題とも言う。
年越し派遣村:失業、ホームレスの状態という同じ立場の仲間が、雇用と言う希いを共有してまとまった団結が、政府・世論を動かした。
これをきっかけに、世界同時不況を背景として、非正規労働者を中心とする雇用と社会保障のしくみの問題、「貧困」「セーフティネット」という問題がクローズアップしてきている。生活保護者も昨年12月で160万人(3月末では戦後の混乱期の200万人突破?)、働く意思のある現役世代が急増している。
改めて、憲法25条「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」で、個人の生存権と国家の社会保障義務について思う。
自由競争・市場主義だけでは、全体としてうまく行かないことは、法にもきちんと定められている。
アメリカの復興:
オバマ演説で、白人も黒人も包括する建国の志、新しい国家の建設のスタート点に立って、これからの経済立て直しに向かう。国家としての団結を呼びかけた。
今、日本全体を括ったスタート点は何だろうか?
明治のスタート点は、西欧に対する文明開化、富国強兵だろう。
戦後のゼロからの出発点は、あいまいで主体性が感じられない。
政治(家)、組織と経営者の堕落と弱体は、拠るところのない国体の現実をさらけ出しているように思える。それが、上から下まで、使命感の欠如につながっているように思える。
日本人として共有できる何か、そういうものがあれば、新しい目標に向かって方向が見えてくる。今はまだ、何も生まれていない段階だろう。
国民、国家として、ある程度の団結が生まれれば、少しは方向が見えてくるはずだ。
修身斉家治国平天下!
まずは、わが身を顧りかえり、家族の団結の基をしっかりと固めることから始めよう。これまで、我々世代が、単純に打込んできた経済的繁栄とか、成長神話・上昇志向という惰性からの脱皮が、今こそ求められているように思える。
危機を打開する力は、団結から生まれる。
過去を振り返り、きちんと総括すること、その中から共有できる大切なものを発掘していく姿勢が求められる。
企業人を離れて、シニア仲間のNPO活動をしていると、今までと全く違う物を見つけました、それは、主人公はその集団の人たちであり、その人たちが楽しく、やりたい目的を発揮できれば、自ずと団結は生まれてくると言うことです。“償いさん”のブログいつも論説を楽しみながらアクセスさせて貰ってます。
“僕酔伝”へのお立ち寄り有難うございます。
企業人を離れて、シニア仲間のNPO活動をしていると、今までと全く違う物を見つけました、それは、主人公はその集団の人たちであり、その人たちが楽しく、やりたい目的を発揮できれば、自ずと団結は生まれてくると言うことです。“償いさん”のブログいつも論説を楽しみながらアクセスさせて貰ってます。
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