【国会議事堂前2015.8.30】
”議事堂前 10万人、全国 100万人”目標のデモに友人と参加。
私鉄からリュックを背負ったグループ、夫婦づれが目立つ。もしかしたら行先は同じか?!
丸ノ内線の 国会議事堂前の出口は、超満員。狭い階段が人であふれかえっている。
隣の男性「マイナンバーだって 信用できない」「国会議員の年金も減らさないと・・・」
みな、おとなしく行列を守って進む。
思い思いのプラカードを手にしたり、背中に張り付けたり。
地下鉄を出るとすぐ国会議事堂、信号待ちでなかなか進まず。機動隊の特装車がやけに多い。
議事堂前の車道が解放され、あっという間に人で埋め尽くされた。
東京近郊の市だけでなく、福島、名古屋、沖縄ののぼりも見える。
「安倍退陣」「9条を守れ」「戦争はイヤ」など、プラカードにもいろんな思いが出ている。
参加者も老弱男女、中には場違いなミニスカ・ハイヒールの女性もマイクに合わせて声を上げている。
それぞれの立場で、この政権と安保法案に不安を抱いていることが、よく分かる。
「特定秘密はダメ」「ごまかしは許さない」というプラカードも見える。
幼児二人を連れた母親の背中のメッセージが胸を打つ。
「安倍さん、安保法案を説明してぇ~ ほんとなんですかぁ」
おばさんたちも 連れだって会場に向かっている。
議事堂正面のステージでは、野党4党首(岡田、小沢、志位、吉田)がマイクでゲキを飛ばしている。
議会で力が及ばないから、民衆に頼っている?
全学連のチラシも手にしたが、安保闘争のことを思いだした。
でも、あの時のような過激なデモではなく、大挙繰り出している機動隊も手持無沙汰のようがだった。
ここだけだなく、日比谷公園の周辺でも4,5ケ所カーステージが設けてあり、周辺の地下鉄はどこも参加者であふれていることだろう。
大型バスの窓にも、「戦争NO」「9条守れ」などプラカードが見える。
熱中症に備え、紙コップで水をサービスでしてくれるグループもある。一杯 所望、うまい!
たぶん、目標の10万人は間違いない。
今日の新聞によれば、全国300ケ所でデモ、組織からの参加というよりやむに已まれぬ自主的な個人が多いという。
これだけの民意が結集するとは! 日本の民主主義も大したもんだと、なぜかホッとした。
参議院の決議がされるかどうか?可決されなくても、60日ルールで衆院で再可決され、法案は通ることだろう。
しかし、この民意のうねりは今後の政局にも大きな影響を与えるはずだ。
帰路、どこかすがすがしい気になった。
追記)
菅官房長官は、同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。 ⇒ 相変わらず、能天気なコメントだ。”耳を傾けたなら”成立を急ぐ必要はない!
辺野古の問題でも、ピントがぼけていると思う。
僕が今の安保法制を廃案にすべきだと思う理由:
1.この政権の国会中継や法案の説明が、リーダーとして(人間として?)信用できないこと。
2.アメリカのご機嫌取りで、ちゃんとした理念が疑わしいこと(昨年の日米ガイドでほとんど決まっている)
3.内閣法制局長官、NHK会長、日銀総裁など、政権の意向に沿った人事を強行し、プロセスが悪いこと。
だから、一応は廃案にして、出直した方が良い。(米議会での大ミエ演説はホゴに)
【川越デモ2015.8.9】
各地で安保法制の反対デモが起きている。
国会前だけなく、地方都市でも継続的に行われ、個人の意思表示の場として頼もしい限りだ。
学生を中心に、若い人たちの関心も高まっている。
女性週刊誌でも、この特集を組むと売れ行きがいいらしい。
衆議員での可決を経て、今参議院で審議中だが、多数決だけで決めていい問題ではない。
安倍政権の支持率も先細りの感じ。自民党の地方議員の票田が崩れていきそうな勢いだから、気になってしょうがないことだろう。
ちょうど、川越で小江戸パレードがあるというので、友人と参加してきた。
蔵の街の目抜き通りは、若い人も多く、浴衣姿の娘さんの連れの中には白人女性も見られ、さすがに人気のスポットだ。
pm5:30スタート広場に着くと、三々五々、老若男女といった感じで、40-50人が集まっていた。
中には、身重の女性(?たぶん)、子供連れのママさんもいて、層の広がりを感じる。
7月の第一回の時は80人といっていたが、今回は150とのこと。
飛び入り参加もあり、いつの間にか結構な人数に、、、
「武力に頼らず 外交力をみがけ」と書いたビラを前に掛けていたら、同じくらいの男性が「北朝鮮のラチ問題も、ゼンゼン外交力がないですよね」と話しかけてくれる。リュックをしょった女性も、「ほんとにひどいですよね、戦争したいのかしら!」
野党の女性議員が、ちょっとだけ挨拶していたが、このグループには、特に政党のバックは無い感じで安心した。
交通整理の警官が4-5人ついてくれ、約1.2Kmの通りを声を出してアッピール!
観光客や買い物客、お店の店員も珍しそうに眺めてくれている。
飛び入りの高齢夫婦も、すぐ前でか細い手を精いっぱい挙げて、ガンバっているのがほほえましい。
こうやって、身近なところで意思表示をすることは、無力なようにも思えるが、一人一人の心に確実に染み透っていくような実感!
すれ違いながら、或は追い抜きながら目をやってくれる人に少しでも伝わればいい。
国会議員の権力だけで、どうにでもなると思ったら大間違い。
彼らが自分で生み出すものは何もない、一人一人が汗を出して築いたものを自分の手柄と錯覚しているだけだろう。
だが確かに、文化や経済にしても、技術にしても、築かれたものを壊す権力を、確かに彼らは持っている。
立憲主義というのは、その横暴を許さないためのものという。
今の政権には、特にその謙虚さと使命感が感じられないことが、実に残念だ。ある意味で言い知れぬ不安を覚える。
”議事堂前 10万人、全国 100万人”目標のデモに友人と参加。
私鉄からリュックを背負ったグループ、夫婦づれが目立つ。もしかしたら行先は同じか?!
丸ノ内線の 国会議事堂前の出口は、超満員。狭い階段が人であふれかえっている。
隣の男性「マイナンバーだって 信用できない」「国会議員の年金も減らさないと・・・」
みな、おとなしく行列を守って進む。
思い思いのプラカードを手にしたり、背中に張り付けたり。
地下鉄を出るとすぐ国会議事堂、信号待ちでなかなか進まず。機動隊の特装車がやけに多い。
議事堂前の車道が解放され、あっという間に人で埋め尽くされた。
東京近郊の市だけでなく、福島、名古屋、沖縄ののぼりも見える。
「安倍退陣」「9条を守れ」「戦争はイヤ」など、プラカードにもいろんな思いが出ている。
参加者も老弱男女、中には場違いなミニスカ・ハイヒールの女性もマイクに合わせて声を上げている。
それぞれの立場で、この政権と安保法案に不安を抱いていることが、よく分かる。
「特定秘密はダメ」「ごまかしは許さない」というプラカードも見える。
幼児二人を連れた母親の背中のメッセージが胸を打つ。
「安倍さん、安保法案を説明してぇ~ ほんとなんですかぁ」
おばさんたちも 連れだって会場に向かっている。
議事堂正面のステージでは、野党4党首(岡田、小沢、志位、吉田)がマイクでゲキを飛ばしている。
議会で力が及ばないから、民衆に頼っている?
全学連のチラシも手にしたが、安保闘争のことを思いだした。
でも、あの時のような過激なデモではなく、大挙繰り出している機動隊も手持無沙汰のようがだった。
ここだけだなく、日比谷公園の周辺でも4,5ケ所カーステージが設けてあり、周辺の地下鉄はどこも参加者であふれていることだろう。
大型バスの窓にも、「戦争NO」「9条守れ」などプラカードが見える。
熱中症に備え、紙コップで水をサービスでしてくれるグループもある。一杯 所望、うまい!
たぶん、目標の10万人は間違いない。
今日の新聞によれば、全国300ケ所でデモ、組織からの参加というよりやむに已まれぬ自主的な個人が多いという。
これだけの民意が結集するとは! 日本の民主主義も大したもんだと、なぜかホッとした。
参議院の決議がされるかどうか?可決されなくても、60日ルールで衆院で再可決され、法案は通ることだろう。
しかし、この民意のうねりは今後の政局にも大きな影響を与えるはずだ。
帰路、どこかすがすがしい気になった。
追記)
菅官房長官は、同法案に関しては「国民の声に耳を傾けながら、国民の生命と平和な暮らしを守ることは、国としての責務だ」として、成立を急ぐ考えに変わりのないことを強調した。 ⇒ 相変わらず、能天気なコメントだ。”耳を傾けたなら”成立を急ぐ必要はない!
辺野古の問題でも、ピントがぼけていると思う。
僕が今の安保法制を廃案にすべきだと思う理由:
1.この政権の国会中継や法案の説明が、リーダーとして(人間として?)信用できないこと。
2.アメリカのご機嫌取りで、ちゃんとした理念が疑わしいこと(昨年の日米ガイドでほとんど決まっている)
3.内閣法制局長官、NHK会長、日銀総裁など、政権の意向に沿った人事を強行し、プロセスが悪いこと。
だから、一応は廃案にして、出直した方が良い。(米議会での大ミエ演説はホゴに)
【川越デモ2015.8.9】
各地で安保法制の反対デモが起きている。
国会前だけなく、地方都市でも継続的に行われ、個人の意思表示の場として頼もしい限りだ。
学生を中心に、若い人たちの関心も高まっている。
女性週刊誌でも、この特集を組むと売れ行きがいいらしい。
衆議員での可決を経て、今参議院で審議中だが、多数決だけで決めていい問題ではない。
安倍政権の支持率も先細りの感じ。自民党の地方議員の票田が崩れていきそうな勢いだから、気になってしょうがないことだろう。
ちょうど、川越で小江戸パレードがあるというので、友人と参加してきた。
蔵の街の目抜き通りは、若い人も多く、浴衣姿の娘さんの連れの中には白人女性も見られ、さすがに人気のスポットだ。
pm5:30スタート広場に着くと、三々五々、老若男女といった感じで、40-50人が集まっていた。
中には、身重の女性(?たぶん)、子供連れのママさんもいて、層の広がりを感じる。
7月の第一回の時は80人といっていたが、今回は150とのこと。
飛び入り参加もあり、いつの間にか結構な人数に、、、
「武力に頼らず 外交力をみがけ」と書いたビラを前に掛けていたら、同じくらいの男性が「北朝鮮のラチ問題も、ゼンゼン外交力がないですよね」と話しかけてくれる。リュックをしょった女性も、「ほんとにひどいですよね、戦争したいのかしら!」
野党の女性議員が、ちょっとだけ挨拶していたが、このグループには、特に政党のバックは無い感じで安心した。
交通整理の警官が4-5人ついてくれ、約1.2Kmの通りを声を出してアッピール!
観光客や買い物客、お店の店員も珍しそうに眺めてくれている。
飛び入りの高齢夫婦も、すぐ前でか細い手を精いっぱい挙げて、ガンバっているのがほほえましい。
こうやって、身近なところで意思表示をすることは、無力なようにも思えるが、一人一人の心に確実に染み透っていくような実感!
すれ違いながら、或は追い抜きながら目をやってくれる人に少しでも伝わればいい。
国会議員の権力だけで、どうにでもなると思ったら大間違い。
彼らが自分で生み出すものは何もない、一人一人が汗を出して築いたものを自分の手柄と錯覚しているだけだろう。
だが確かに、文化や経済にしても、技術にしても、築かれたものを壊す権力を、確かに彼らは持っている。
立憲主義というのは、その横暴を許さないためのものという。
今の政権には、特にその謙虚さと使命感が感じられないことが、実に残念だ。ある意味で言い知れぬ不安を覚える。
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