今年の学び第一弾として、渋沢栄一の深谷市記念館と大宮盆栽村に行ってき
来ました。
24年一万円札の顔になるので、当地はのぼりが一杯立っています。
来ました。
24年一万円札の顔になるので、当地はのぼりが一杯立っています。
深谷駅はリニューアル中、仮設ハシゴとカバーで覆われ、煉瓦造りの端麗な姿を拝めず残念!
記念館まで循環バス「くるりん」で30分、途中 名物の深谷ネギの畑が整然と広がっている。
153cm当時としても小柄、日本資本主義の父と言われるに相応しい功績、21年の大河ドラマ「青天を衝け」も決まっているようでこれから盛り上がりそう!
去年、静岡市に行った時も、欧州使節から帰国後すぐ、大政奉還後 蟄居中の慶喜のそばで静岡藩に仕え、商工会を設立するなど活躍したという案内があった。大隈重信に請われ、新政府でに入るも、富国強兵の大久保らと意見が合わず退官し、実業界の組織づくりに乗り出す。
設立に関わった会社は500社近く、金融、公共関連会社など現在もその創立理念を大切にしている会社も多い。
日清戦争での海運業で成功し破竹の勢いだった三菱:岩崎弥太郎の官業中心を嫌い民業重視、薩長藩閥政治との路線対立など、大河でどう表現されるか?楽しみです。
実業界に根付いた日本的経営の良き伝統の基礎を作ってきた事がよく分かる。
驚くのは、当時から福祉活動にも積極的で、今の金で15億円寄付して子どもや老人の施設を設立し、その後も91歳没まで数多くの施設に貢献している。幼児から漢学特に論語を学び、「論語と算盤」でも有名なように、経営にも道徳を重視した功績が、現在の弱肉強食とも言えるグローバリゼーション経営隆盛の中で希望を与えてくれる。
深谷駅には、pm2:00ジャストに童謡と共に栄一翁が人形を抱いたからくり人形が動き出した。
記念館の解説員(ボランティアさん?)曰く「長州とは違って、上州らしい方です」に、皆クスッ!
あと「何か欠点がないか調べても、艶福家だった事くらいでしょうか」と小指を立ててニヤリ!
確かに、奥さん曰く「キリストと言わず、論語と算盤とは上手く言ったもの」と何かにあった(笑)当時は「男の甲斐性」だったのだろう。
今回は時間がなく、煉瓦工場跡や栄一さんの中の家など見所がいっぱいあるようなので、春にでもくるりんバスでじっくり見て回りたい。
帰路途中寄り道したJR大宮駅に近い大宮盆栽村は、関東大震災に遭った、東京の造園屋さんが集団で引っ越し、技を切磋琢磨してきたとのこと、今では11軒が公開している。
江戸時代からの老舗では、白人男性が2、3人、大きい体に小さな鉢を持って忙しくしていて、修行も奥が深そう!
氷川神社の宮司さんの家を移築し、「盆栽四季の家」として提供されている休憩所に入ると贅沢な気分になる。
盆栽村から足を伸ばした氷川神社は武蔵一宮と言い、関東280神社の元締め⛩、大宮公園の一角に動物園や博物館、競輪場もあり、初詣客は全国第3位との事。
友人との学びの旅、今年の幕開けを乾杯し 9:30に散会しました。
今年創建100年を迎える明治神宮も、明治天皇が崩御された1912その年に、渋沢栄一男爵他の民間有志で建立の基本方針ができたとある。
全国からの苗木10万本、伸べ11万人の青年団の労働奉仕で、5年の歳月をかけ1920年に完成した。
全国からの苗木10万本、伸べ11万人の青年団の労働奉仕で、5年の歳月をかけ1920年に完成した。
公権に頼らず、国民自らの力を結集した点も、渋沢栄一への信頼が伺えるようだ。
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