ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

キャリアアップ

2006年12月13日 | 私生活 雑感
長男は、2000年の就職氷河期に卒業し、200人弱のデザイン会社で長時間、低賃金で5年半やっています。
組合も無く、将来性から言っても何とか転職を!と半年ほど前に下記のような激励文でハッパをかけました。
その甲斐あってか、昨日誇らしげにいくつかの会社の一時面接にパスしたことを報告してきました。
以下、その激励文です。

○○へ
転職・キャリアアップについて思うこと。
2006.4.4 父より
【背景】
人材の流動化: 社会・技術・事業内容の変化が激しくなる一方 ⇒ 手持ちの人だけでは変化に対応できない ⇒ 中途採用による即戦力を求める会社が増えている。
今年は、好況感で採用も積極的、とくに専門能力を身につけた中途入社組には絶好のチャンス! 対人折衝能力(コミュニケーション)面でも中途は有利!
成果主義: サラリーマン根性の人ばかりでは、きびしい競争に勝ち残っていけない。
実力のある人材、その仕事に力量のある人を大事にする傾向が強くなる。
  (アメリカ型の能力主義、転職で腕を磨く・・金融、外資系は重視している)
現場経験を生かせる人材:
 ただ、自分の経験(会社)で終わらないで、それを応用して他に行かせる能力。
そのためには、いつも一般的なレベル(同業・他社や技術・理論)を身につけ、まとめるセンスが必要。資格は一番わかりやすい。

【自分で努力すること】
一、今の自分に何が出来、何をしたいのか?
 性格、仕事の内容のまとめ⇒ 自信があること、弱い点を良く見つめる。
“ジョハリの窓” が一つのヒントを教えてくれる。

他人が自分のことをどの程度知っているか?自分をどの程度知っているか?(開かれた窓)
他人は意外と自分のことを知らない。
知ってくれていると言う自分の思い込み。自分も他人も未知なる部分が多い⇒可能性大
自分の知らないことを補強する⇒ 目的をもって深く勉強する。自分の強みを作る。(気づかない窓)
他人に知ってもらう⇒ コミュニケーション技術を磨く。(隠された窓)

一、攻めの気持ち、向上心、やる気こういう面で評価される。
 過去の実績でこういったことを示せるか?具体的に考えをまとめておくことが大 切。
 自分の目標・テーマをつかめていれば、その可能性で大きく膨らませることがで きる。

一、家庭の基礎は、経済的に安定できること。
 親の力量は、ある程度の稼ぎが条件?
 強さ(経済力も含め)があってこそやさしさは意味がある?
 子供が出来る30代にその心構えをしっかりと固めて、努力しなければ目的は果た せないだろう。

一、自分から変化をつくり、自分の埋もれた能力を引き出そう!

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