ケイタイ端末シェア(7.11日経):日本国内11社合計でも約7%
機能・性能はダントツと思っていたが、これからますます海外メーカーの参入で苦しくなるという。
ノキア(Fin)35%、モトローラ(米)21%、サムスン(韓)12%・・・
第2世代端末の競争で、ドコモの独自規格で国際規格GSMとシャア競争に負けとことで量産コストで致命的になったらしい。
そこで国内メーカーは日本市場で手堅く稼ぐ方法で開発競争に明け暮れた。
そして今や第3世代、日本も最初から国際規格に合わせたが、すでに遅し、海外メーカーとの実力差はいかんともしがたい。
結果として、我々利用者は高い端末(実際は通信料に振り替え)を買わされていることになる。
いかに先にシャアを押さえ、自分の規格を広めるか、がすべてを決する。
性能、品質ではない。
これを「デファクト・スタンダード」という。defacto(原語:ラテン語=事実上)
代表例がマイクロソフト社のWINDOWSやWORD、普及すればするほど開発も進み性能も向上し圧倒的なシェアとなる。
これに対して、JISとか公的な規格を「デジューレ・スタンダード」という。
科学的な根拠に基づくから、納得いくものだ。
ごく身近な例:
PCのキーボード配列は、タイプライター時代からの「デファクト・スタンダード」
左上の英文字の配列QWERTから「QWERTYクワーティ配列」という。
これはタイプのバーが絡まないように、わざとキーを打つスピードを遅くした配列といわれる。
これに対して最も効率的にユビが動く配列を、発案者の名から、「ドボラク配列」と呼ぶ。中断左に母音、中断右にひん度の高い「DHTNS」が特徴。
米総務庁の比較テストでは、2倍以上の差で「ドボラク配列」の方が速かったという。(しかしこれには異説もあるようだが、普及の差が決め手になったことに間違いはないだろう)
PC時代の今、「ドボラク配列」の方が効率的かも知れないのに、タイプ時代からの”慣れ”で、「QWERTYクワーティ配列」が主流で生き残っているという。
極めて不合理な話だが、ケータイ端末のシェアと同じような現象だ。
島国根性で精巧さだけを追求しても、機能・性能・品質が良いからといって伸びるとは限らない。日本のケータイ端末は次々と余計な?機能が増えて、チマチマしているように思えてならない。
最近、Soft Bankのホワイトプランをきっかけに、ケータイ料金の競争が激化し、結局、業界全体が縮小していかざるを得ない現象が出ている。
このような
グローバル時代の競争が、金融、流通などいろんな業界で加速しているから心配になる。
関連NEWS(7.11新聞):
医療情報システムで、ソフトメーカーが独自の方式で競争しているので、共有化が難しく、効率化を妨げている。そこでマイクロソフト社が各ソフトをつなぐ方法の統一化を手がけはじめた。こうなると国内ソストメーカーはMicro社の枠に取り込まれるだろう。
金融機関のATMでも同様に、Micro社の呼びかけで標準化が進んだ例もあるとのこと。利用する立場からも、ATM操作は同じの方がいいし、システム開発費用を浮かした分、サービス向上につなげて欲しい。
やはり、システムに対する文化力では、まだまだ欧米に太刀打ちできない感じがする。
機能・性能はダントツと思っていたが、これからますます海外メーカーの参入で苦しくなるという。
ノキア(Fin)35%、モトローラ(米)21%、サムスン(韓)12%・・・
第2世代端末の競争で、ドコモの独自規格で国際規格GSMとシャア競争に負けとことで量産コストで致命的になったらしい。
そこで国内メーカーは日本市場で手堅く稼ぐ方法で開発競争に明け暮れた。
そして今や第3世代、日本も最初から国際規格に合わせたが、すでに遅し、海外メーカーとの実力差はいかんともしがたい。
結果として、我々利用者は高い端末(実際は通信料に振り替え)を買わされていることになる。
いかに先にシャアを押さえ、自分の規格を広めるか、がすべてを決する。
性能、品質ではない。
これを「デファクト・スタンダード」という。defacto(原語:ラテン語=事実上)
代表例がマイクロソフト社のWINDOWSやWORD、普及すればするほど開発も進み性能も向上し圧倒的なシェアとなる。
これに対して、JISとか公的な規格を「デジューレ・スタンダード」という。
科学的な根拠に基づくから、納得いくものだ。
ごく身近な例:
PCのキーボード配列は、タイプライター時代からの「デファクト・スタンダード」
左上の英文字の配列QWERTから「QWERTYクワーティ配列」という。
これはタイプのバーが絡まないように、わざとキーを打つスピードを遅くした配列といわれる。
これに対して最も効率的にユビが動く配列を、発案者の名から、「ドボラク配列」と呼ぶ。中断左に母音、中断右にひん度の高い「DHTNS」が特徴。
米総務庁の比較テストでは、2倍以上の差で「ドボラク配列」の方が速かったという。(しかしこれには異説もあるようだが、普及の差が決め手になったことに間違いはないだろう)
PC時代の今、「ドボラク配列」の方が効率的かも知れないのに、タイプ時代からの”慣れ”で、「QWERTYクワーティ配列」が主流で生き残っているという。
極めて不合理な話だが、ケータイ端末のシェアと同じような現象だ。
島国根性で精巧さだけを追求しても、機能・性能・品質が良いからといって伸びるとは限らない。日本のケータイ端末は次々と余計な?機能が増えて、チマチマしているように思えてならない。
最近、Soft Bankのホワイトプランをきっかけに、ケータイ料金の競争が激化し、結局、業界全体が縮小していかざるを得ない現象が出ている。
このような
グローバル時代の競争が、金融、流通などいろんな業界で加速しているから心配になる。
関連NEWS(7.11新聞):
医療情報システムで、ソフトメーカーが独自の方式で競争しているので、共有化が難しく、効率化を妨げている。そこでマイクロソフト社が各ソフトをつなぐ方法の統一化を手がけはじめた。こうなると国内ソストメーカーはMicro社の枠に取り込まれるだろう。
金融機関のATMでも同様に、Micro社の呼びかけで標準化が進んだ例もあるとのこと。利用する立場からも、ATM操作は同じの方がいいし、システム開発費用を浮かした分、サービス向上につなげて欲しい。
やはり、システムに対する文化力では、まだまだ欧米に太刀打ちできない感じがする。