
仕事先のホテルの朝、宇都宮のメイン通りと繁華街を散歩した
前の会社の工場勤務で13年間過ごした街で、25年も前になる
初めてこの地に来た時、「宇都宮には3つの”さん”がある・・・二荒さん、ウエノさん、須賀さん」言われた。
二荒さん:二荒山神社は顕在だが、その鳥居の両側にドンとそびえていたウエノさん:ウエノデパートは今はなく、神社の参道ひろばになってい。、須賀さん:昔の女学校の呼び名で、今は別の学校になっている
宇都宮駅前の宮の橋からまっすぐの大通りは、大きなビルが立ち並んでいるが、ところどころに昔からの土産物店、旅館、八百屋さんがあってなつかしい。大通りと繁華街オリオン通りを結ぶ道も広い歩道としゃれたお店が目につく。
路上禁煙の大きな看板、CSR(企業の社会貢献)の啓蒙ひろばなど、清潔な街づくりが感じられる。ふとある店の入り口を見ると、「短足おじさんの会」子どもと遊ぶボランティアの誘いの張り紙・・・何となく心温まる。





オリオン通りの中心には、イベントひろばの大きな屋根と明るい空間が広がっている。
そういえば渡邉貞夫さんゆかりの”ジャズの街”でも有名、ポスターがどこそこに貼ってある。ジャズ演奏の店も多いようだ。
昔からある東武デパートは顕在で、東武線のターミナル駅となっている。近くの松が峰教会は、昔通り端正な佇まいで立っている。




市役所の近くに、20年くらい前に宇都宮城城址公園ができた。二つの櫓とお堀、土塁と城壁に囲まれた芝の広場があり、名物の餃子まつりなど、いろんなイベントに使われている。講談などで、家康が日光参拝の折、利用した際の暗殺計画、釣り天井事件で有名だが、事実ではないようだ。当時は御本丸公園と言って、この辺にスケート場があって、よく利用した思い出がある。

市の中心部は、環境が整備されているが、その割に人通りが少ないという。昔とくにバブルの頃、師走の今ごろは、この繁華街界隈は人出があふれ、とても活気があった。郊に乱立する大型店の方に、人出が去って行ってしまった。
高崎・前橋市、甲府市など、県庁の所在地でさえ、どこの繁華街も同じような状態だ。仙台と大宮だけは、駅も周辺の繁華街も結構賑わっているように感じる。
20代の頃、大阪から思い切ってこの地を希望し、家庭を築き、子育てや自然に親しみ、人生で一番いい時代を過ごすことができた。
家族休暇と書いて、近所の家族と小学校を休ませ、好天に恵まれた平日のスキー場で、交通渋滞・駐車場・リフト待ちもなく、3倍楽しんだこと。
37歳で、中年3人でテニスを始め、同好会そこからテニス部を作り、春・夏の合宿など、生涯の趣味となっていること。
宇都宮の街は、どこを見てもなつかしさで一杯になる。
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