ご隠居さん:自我や世間の枠にとらわれず、社会の潤滑油となりたいものです。 AI時代は 人間らしい自由な発想がカッコいい

年を重ね、経験を積むにつれ、その時々の思いも変わっていく。その足跡を残しておくために

政治に失望 スポーツで感動

2020年09月16日 | 私生活 雑感
超高齢社会!
今年の「敬老の日」は21日、100歳以上が 8万人を超え、男は9500万人にもなると言う。
政治、産業界をはじめ老人が跋扈している現状では、素直に喜べないですね(笑)
その中で、大坂なおみの全米優勝の快挙と彼女の勇気に感動しました。
プレーに粘りと安定感が出てきた。
コロナの影響下、基礎トレーニングに励み、さらに体幹とフットワークが強化されたことにより、凡ミスが減ったという。
これまでのパワー一辺倒から、緩急を混ぜたテクニックが感じられた。




それ以上に、スポンサーのリスク(契約打ち切り)を抱えながらも、テニス以上に大切な黒人差別を人権の問題としてアッピール!
全7試合ごとに、警官に殺された黒人の名前をそれぞれ黒マスクに白字で表し、試合に臨んだ。
メジャーでは社会的なメッセージは原則禁止だが、ブラック-ライブズ-マターの高まりで特例で認められたらしい。
彼女のスポンサーは日本企業が多く、これに対しても「日本での人種差別への関心は決して高くない」とツウィッターでコメントしていたとのこと。案の定、日本企業のスポンサーは微妙な反応を示しているという。



勝利のインタビューでも、
「マスクで何を訴えたかった?」と聞かれ、「あなたはどう受け止めたの?」と関心を促すセンスと思いが素晴らしい。
三だけ主義にまみれた世情に、爽やかに活を入れてもらった感じです。
もう一つ、TVドラマ 半沢直樹の倍返しの戦い、現役世代にエールを送っています。



第4話で彼が本社に戻る際の挨拶で、「どんな会社で、どんな仕事をしていても、自分の仕事にプライドを持って日々奮闘し達成感得ている人のことを本当の勝ち組と言ううんじゃないか?」と子会社のみんなを元気づけるセリフが話題になっている。
権力と経済格差に苦しんでいる多くの人の共感を呼び起こし、毎回高視聴率を得ている。
爺としては、恩返し、さらに恩送りを!心掛けていきたいものです。
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