気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

小粒人間 ・・・ 4.ユックリズム

2010-08-03 22:32:33 | Weblog
時代がこうもあわただしいと 俊敏の才は身につくが

とかく「落ちつき」のほうが崩れてゆきがちになります。


そこで 心のバランスを保つために

  なんらかの工夫が必要ということになってきます。


「ユックリズム」という提唱は

  こういう時代における心の自衛策として 生まれたものなのでしょうね。


人間性回復のために あたうかぎりユックリ ノンビリ生きようといいます。


スピード時代に その逆の理念を提示するわけだから

コトバによる考えかたの切りかえであり

  時代に対して「開きなおる」ことであるといえます。


心までいそがしくならないように ユックリズムという新造語でもって

  世の人に落ちつきの復活を求めるのです。



そういうことなら 私も大いに賛成です。

大いにチョウチン持ちもしたいし

  みずからのへの自戒にもしたい と思います。



こういう時代なればこそ

  必要なとき以外には 極力ユックリ ノンビリ生きるべきです。


そういうふうに努め 習慣づけることによって

  いそがしかった心が

    しだいに落ちつきをとりもどしてくる と思うのです。





 

小粒人間 ・・・ 3.平静な心

2010-08-03 21:30:13 | Weblog
体も頭もフルに回転させて

見た目にはまったく大多忙という人は いまの世にはまことに多いです。



だが その心のなかをのぞいてみると その姿はいろいろです。


心までセカセカ ソワソワといそがしくなっている人もいれば

体と頭のはげしい動きにもかかわらず 心はまったく静かで

  すこしも急いでいないという人もいます。


体と頭はいくら多忙でもかまいません。

むしろ 大いにけっこうなことかもしれません。

だが 心はけっしていそがしくあってはなりません。


じっさいを言えば 多忙な仕事ほど
 
  平静な心によらなければ処理できないものです。


しかし 凡人の常として

体や頭がいそがしいとつい 心までいそがしく さわがしくなります。

かくてセカセカ イライラが生じ ストレスにとりつかれ

  ・・・ ノイローゼ気味になってゆきます。


心が環境に巻きこまれ 負けてしまうわけで

現代に生きる人間の ひとつの大きな勝負どころと言えるでしょうね。






小粒人間 ・・・ 2.心までいそがしく

2010-08-03 08:17:55 | Weblog
世のなかのスピード性に文句を言ってもはじまりません。


この世の一員として生きている以上

  これと合わせてゆく力はなくてはなりません。

仕事上 必要とあらば 与えられた課題はテキパキと

  ・・・ 頭のフル回転でもって かたづけてゆきます。

そういう能力は もたなくてはなりません。


俊敏ということは いつの時代でも

  ・・・ 人間に求められる才能のひとつです。


ただ 問題は

時代があわただしい 仕事がいそがしいからといって

  心までいそがしくなってはならない ・・・ ということです。


形と心は あくまで別ものです ・・・ から。



* 本日午後は 市からの依頼で「気の家庭介護講座」の講師を務めます。
  午前は本来業務をシッカリと済まし
      ・・・ ユックリした気持で でかけるつもりです。






小粒人間 ・・・ 1.セカセカ イライラ 

2010-08-03 05:46:17 | Weblog
大きい人間は

  例外なく 視野が大きいです。 ものの見かたが広いです。


この視野の大きさは 時間感覚にも向けられます。

つまり ノンビリしている。悠々閑としている。

  ・・・ 万事にあわてないのです。

  ・・・ セカセカ イライラ せっかち等の反対です。



自分を大きい人間にしたいと思ったら

何おいてもまず せっかちの気性をためなおすことです。


急ぐ人間が大成したためしは かってどこにもないのです。



スピード時代(ちょっと古いでしょうか)とか申して

  ・・・ 何ともハヤ あわただしい世のなかです。


ひとびとは 何か巨大なるものに 背後から追いかられているみたいに

自己を見失って ・・・

  セカセカ ガツガツと 前かがみによろめきながら生きています。


スピード時代とは言い方をかえれば 自己喪失の時代である

  ・・・ ということにもなりかねませんね。




 

創造する趣味を ・・・ 3.この一筋に

2010-08-03 05:05:03 | Weblog
なにかひとつ 自分で「やる」「つくる」趣味をもつことをおすすめしたい。

なんでもよいのです。


各種のスポーツ 絵画 書道 音楽 俳句や短歌 陶器づくり 囲碁

将棋 園芸 ・・・ など。

女性には 女性むきの道がまたいろいろあるでしょう。


できればどれかの道に 生涯つながるとよい ・・・ と思います。

芭蕉翁のいう 「この一筋につながる」ということで

  いわば趣味の世界のライフワークをもつのです。


これにうちこむことによって
 
  生涯に内面的な統一と充実をうることができます。

いくつになっても 精神的な張りと若さを失いません。


趣味の道も 本気でうちこめば

  宗教と本質を同じくするような世界になってきます。



そういう人は「顔がいい」 ・・・ はずですよ。