大分県は早咲誠和さんがアマ名人３回、支部名人１回を獲得している関係で、準県名人もアマ名人戦全国大会への参加が可能になりました。これは実にありがたいことです . . . 本文を読む
現在、県の名人戦でタイトル制を行なっているのは、大分、熊本、新潟（？）の３県程度らしいのですが、その中でも本大分県は運営がプロのタイトル戦並とあっては、これはもう自慢してよいでしょう。高級料亭での実施から、振駒係、記録係、秒読み係を付け、さらには対局室の様子がわかるプロジェクターを設置しての大盤解説会実施（懸賞次の一手も何度もあり）まで、対局者および観戦者ともどもその内容には皆さん大満足です。大分県下の強豪なら一度は挑戦者としてこの雰囲気を味わいたいと思うのは当然のことです。強豪の皆さん、ぜひ来年は挑戦者としての勝ち名乗りをあげてください。なお不況の影響でネット中継が中止になったのは残念。主催新聞社の話ではかなり経費がかかるのでやむなく断念ということです。棋楽庵もせっかく中継係として腕をふるおうと思ったのに残念です。将棋に理解のある企業さん、ぜひスポンザーになってください . . . 本文を読む
激戦の挑戦者決定大会を制した神品和男さんが早咲誠和県名人に挑戦する第６３期大分合同アマ将棋名人戦三番勝負は、予想通りの大激戦となりました。 第１局は神品さんが四間飛車、早咲さんは右四間飛車から穴熊に囲い、早咲さんの先攻を神品さんががっちり受け止め、そのまま押し切りました。手数は１３９手、残り時間は神品さん４分、早咲さんゼロでした。神品さん先勝を受けて早咲さんの苦しい出だしとなった第２局は神品さんの雁木戦法に早咲さんが細かい攻めを続け優勢となりましたが、神品さんも容易に崩れず、形勢不明の状況に。それでも攻めを続けた早咲さんが最後は寄り切って星を五分としました。手数は１３３手、残り時間は共にゼロでした。最終第３局は序盤に馬を作った早咲さんが有利と見えましたが、神品さんも粘り強い指し手で、局面は混沌としてきました。終盤は神品さんが入玉を見せて駒の押し合いが続きましたが、細かい攻めをつないだ早咲さんが押し切り、名人位を防衛しました。手数は１２６手、残り時間は共にゼロでした。３局とも大分合同アマ将棋名人戦史上まれにみる大熱戦、神品さんの決め手を与えない粘り強い指し手が実に印象的でした。熱戦を繰り広げた両対局者に拍手、拍手です。さて辛勝ながらも連続１１期、通算１９期の名人位に就いた早咲さん、来年は在位２０期という途方もない記録を目指します。それを阻止する挑戦者は誰になるでしょうか。強豪の皆さん、実力を磨いて挑戦者への勝ち名乗りを上げてください。なお熱戦の三番勝負を、今年広島県代表として見事アマ名人を獲得した山崎由太郎さん（大分市出身）が本ブログで解説してくれる予定です。お楽しみにお待ちください . . . 本文を読む
今年の九州支部団体交流戦、大分勢はメンバーの都合が悪く、棋楽庵もシルバーウィークの中で寂しく出勤というわけで、不参加という結果になってしまいました。熊本の方にお会いするのに本大会はよい機会だったのですが残念。来年はぜひ参加をしたいので熊本・福岡・宮崎の強豪チームの方々、可愛がってくださいね . . . 本文を読む
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