安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

夏色の思い出

2006年08月03日 | 月刊ブログ
 空の色を見て、梅雨の空、夏の空、秋の空・・・がわかります。特に夏の空は、ぎらぎらの真っ青な色の中に真っ白な入道雲がもくもくと地上から湧き上がるように天に向かっています。まぶしい季節の幕開けです。
 長かった梅雨が明けて、窓の外は夏、真っ盛り。
 小学生の頃、夏は、待ちに待ったうれしい夏休みのはずなのに、「夏休みの友」の宿題が頭から離れず、長く退屈な時間がゆっくり過ぎていく季節でもありました。 
 ただ、日頃一緒にいることができない祖母の家に何日も泊りがけで出かけ、いろいろと体験したことは、今でもはっきりと覚えている懐かしい思い出です。
 そこには、自分の家とはちょっと違う毎日の習慣がありました。行儀作法に厳しい祖父のふとしたやさしさや、汗だくになりながら久しぶりに集まった家族・親類のために食事の支度をする祖母の姿。小学生の頃、家では決して持たせてもらえなかった包丁を持っての夕食作り、親戚の人たちが大勢集まり一緒に食事をしたり、遠い親戚だという初めて会うおじさんとの緊張した会話など、その体験は、退屈な夏休みの大きな出来事となりました。
 今、振り返ってみると、このような日常とは違った体験は、自分の成長に大きな影響を与えていたような気がします。

 皆さんは毎日どのようにしてすごしていますか?自分を少しだけ成長させるためにこの夏、新しい体験をしてみませんか?
 今、皆さんの周りにいる人は、自分と考え方が似ていて、好意を持っている人たちばかりだと思います。そしてそういう人としか、話をしたり行動をともにしていないのではないでしょうか。
 でも、これから社会に出たとき、いろんな人と一緒に仕事をしなければなりません。その時、自分の尺度だけで物事を考えたり判断したりはできないということに気づくことになるでしょう。
 今のうちにできるだけたくさんの人と話をし、いろいろな人と行動をともにし、今まで体験したことがないようなことにチャレンジしてみましょう。そうしたら、少しだけ、これまでと違った見方、考え方ができます。それがあなた自身を大きく成長させていくことに繋がるのです。
 
 この暑い夏、自分作りの体験をしてみましょう。
 IBA、オープンキャンパスも8月5日・19日・26日に開催します。
初めて行く場所、初めての会う人、初めての体験授業・・・、試してみてください!

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