午睡のあと

肩の力を抜いて、ゆるゆると

「三四郎」

2006年09月21日 | 本・CD
谷崎潤一郎の次に夏目さんを読んでみました。
小さい頃に夏目漱石の「我輩は猫である」を途中で挫折したので、違うので読みやすそうなもの…と言う理由で選んだのがこれ。
年齢が上がってきたか、結構読みやすく、思ったよりも楽しく読めました。
ところで、これって悲劇小説なんでしょうか。
三部作の次の『それから』には、「明治の知識人の悲劇を描く」と書かれているんですよね。
つまり、三部作である第一作目の『三四郎』も悲劇ってことなのかなぁ。
よく分からない…。
そこが微妙。