初めましての方に【welcome】で登場人物のナビゲーションしてます
■■■2002年1月5日頃を振り返る■■■
ぴ~ちの旅立ちから33日目
寂しい正月を迎えた。
何もする気が起きず、大掃除も、おせちもなし
年賀状代わりの御挨拶状も思いきり年が明けてから。
まだ泣いてるかって?
もちろん!
いばってどうする・・・
まだまだ連続泣虫記録更新中です。
泣いてもどうしようもないんだけど
仕事とか運転とか意識を集中するネタが切れると
ぴ~ちの事ばかり浮かんでうるうるしてくる。
今、「ハリーポッタ-」の第3巻を読んでいる。
映画でも本でも登場人物になりきってしまうので
本当に自分が魔法使いになったつもりになる。
もし、魔法が使えたら叶えたい事がいっぱいあるなぁ。
主人公のハリーは赤ちゃんの時に悪の魔法使いに両親を殺された。
この第3巻で、お父さんを想うハリーと
魔法学校のダンブルドア校長との会話が印象的だった。
ハリー:あれが父さんだと思うなんて、僕、どうかしてた。
だって父さんは死んだってわかっているのに
校長:愛する人が死んだとき、その人は永久に
我々のそばを離れると、そう思うかね?
大変な状況にあるとき、いつにも増して鮮明に
その人たちのことを思い出しはせんかね?
君の父君は、君の中に生きておられるのじゃ、ハリー。
そして、君がほんとうに父親を必要とするときに
もっともはっきりとその姿を顕わすのじゃ
このやりとりがぴ~ちとだぶり
ベッドで泣きながら読んでた時に
開いてる本の目の前にスッと1本の毛が落ちてきた。
長くてまっすぐでブラウンのグラデーション。
ぴ~ちの毛だった。
ベッドはまだ毛だらけで
ぴ~ちの毛があっても不思議はないけど
こんな風に落ちてくるなんて。。。
これは偶然でしかないんだろうけど
12月10日もぴ~ちを想いながら
このダイアリーを書いてる時にも
なちが頭にぴ~ちの毛をくっつけて寄ってきた。
そして、今回もぴ~ちを強く想ってると
ぴ~ちの毛が落ちて来た。
本当に傍をうろついてるんぢゃないかって思う。
このぴ~ちの毛を小箱にしまっておこうとフタを開けたら
すでに1本ぴ~ちの毛が !!
なんか作り話しのような連続でぴ~ちを感じずにはいられない。
年末にもらった粗品は
ぴ~ちの写真を飾れとばかりに
グッドタイミングなフォトフレームだった。
こないだ貸してもらったシュワちゃんのvideo『シックスデイ』は
未来のクローンの映画だった。
未来では「REPET(リペット)」と呼ばれるクローンペットが
当たり前になっていた。
命は限りがあるからこそ輝いている・・・とは言うものの
そんな技術があったら作ってるだろうなぁ、ぴ~ちのクローン。
クローンもやっぱりデブなんだろうね。
ぴ~ちがいなくなってもなちが居る。
なちがいるけど、なちしか居ない。
なちにはぴ~ちが居なくなった心の隙間を埋められない。
これは逆でも全く同じ事だ。
だけど、なちが居てくれて本当に良かった。
《今日のなち》
べロなおすの忘れてるよ!
最近は朝晩の冷込みがあり
毎晩なちと一緒に布団に潜って寝る。
暖まると布団から出てゆこうとするのだけど
出て行ってほしくない私はなちを抱っきして引きとめるが
なちは、ゴロゴロ言いつつも
布団の上に移動してしまう。
朝方、冷えてくると「開けれ、開けれ」と
布団の肩口を手でカキカキする。
こないだはそのなちの手が私の口に入り
新年早々、肉球を味わってしまったよ。
ある日、帰宅した時
なちが居なくて 名前を呼んでも返事がなく
心配して探すと お布団の奥にほっこり潜り込んでた。
体を暖めあう相棒が居なくなっちゃったもんね。
ぴ~ちが元気な頃は休日でも
7時前後には「腹減ったにゃ~」っと
強制起動させられてたので
寝坊することはなかったけど
今はなちもお寝坊さんになり
休みは10時過ぎまで寝ることがある。
サプライズで、猫友さんが募ってくれていた
ぴ~ちへのWEB寄書きが届いた。
見てビックリ!!
沢山の人がぴ~ちへメッセージを送ってくれていた。
もう感激でボロボロ泣きながら
1人1人のメッセージを読ませてもらった。
プリントアウトしてぴ~ちに読んであげよう。
泣虫記録更新中で流している涙の多くは
ガンへの怒りや、悔し涙、哀しみの涙だけど
多くの優しさに触れた感激の涙もどれほど流しただろう。
この『感激の涙』もぴ~ちが残してくれたものなんやね。
皆さん本当にありがとうございました。
そして、ぴ~ちにもありがとう
これからも心の中に生きつづける。
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2011年12月17日に想う
10年前世界初のクローン猫として誕生した「cc」は
今も健在のようだ。
失った当時は、例えクローンでも
ぴ~ちと一緒に居たいと思ったけど
今はお金と技術があったとしても作らないだろう。
だってぴ~ちは「唯一無二」だから・・・
この世でただ一つしかないこと。
まさにその通り。
クローンペットは依頼が少なく
「cc」を誕生させた会社も今は撤退したそうだ。
高額な費用がかかる点もあるだろうけど
飼主は亡くなったペットが「唯一無二」であるという意識があるからこそ
クローン制作には至らないんだろうな。