覚醒

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2010年2月21日（日）　　

銀は去勢手術の麻酔の切れが遅く

 

深夜頃になってもまだボーッとしていた。

 

絶食と、カラーの重さ、術後の体力＆精神力消耗が

 

重なったので余計に頼りない足取り。

 

瞳も力なく、声も掠れてる。

 

ちなみに声が掠れる要因は、鳴くのはもちろん

 

気管挿管時チューブを喉にいれる為に

 

喉を痛めて掠れる場合があるらしい。

銀の眠りが浅くすぐ起きるので

 

動向が分かりやすいようにベッドから布団を下ろし床で寝た。

 

お水を飲みに行ったり、下僕の腕枕で寝ては

 

暑くなって出たり、布団の中でも足元へ移動したり、

 

胸元に移動したり、何度も起きた。

 

 

少し体温が低く、よろけてゴロンと横になって

 

動かなくなった時は、息してるかと一瞬ビビった

 

体温が下がるのは、全身麻酔で体の代謝が落ちるのが原因だそうだ。

深夜になっても、明け方になっても

 

まだ本覚醒はしておらず、朝7時頃になってようやく

 

いつものように下僕の顔を舐めだし

 

首に乗ってきたり、ふみふみ始めて、甘々モードになってきた。

いつもの三分の一程度のご飯を上げるとアッと言う間にたいらげた。

 

朝一番で検診の為、病院へ。

 

麻酔による瞬膜も引っ込み

 

毛刈り時のバリカン負けで少し赤くなってる以外は特に問題なし

病院から戻る頃には更にしっかりし始め

 

オモチャで遊んだり、ご飯を催促したり、

 

いつもの銀に近い状態になってきた。

爪とぎキャットポールの後ろに転がった紙ボールを狙ってます

 

 

ちなみにこのキャットポールですが。。。

 

 

 

実はこのキャットタワーのてっぺんをひっくり返したものです。

 

カラーしてるのに、ジャンプして登ったり

 

降りたりして危ないので、今はバラして低くしてます。

 

逆さま臨時キャットポール、安定して、使い勝手いいらしく

 

2人ともよく伸びをしながら爪といでます。


カラーは、パールの方が早く上手に慣れ

 

銀は患部を舐めようとよくコロンと転がってる

 

避妊手術（お腹）と去勢手術（股間）の場所の違いもあるだろうけど☆

 

今回は、手術当日に帰宅という事で

 

術後の銀には体には負担が掛かっただろうけど、

 

それでも連れて帰って良かったと思う。

麻酔が抜けきらず、ふわふわフラフラした中で

 

慣れた家で、パールにグルーミングしてもらい

 

下僕の腕枕で眠る姿を見ると、少なくとも

 

銀が抱いていた不安と恐怖は拭い去れたと思う

 

 

いつもは率先して遊ぶ紙ボール遊び。

 

珍しくコタツの上で見守るパールです。

 

朦朧としてる時、いつかは覚めるだろうと思いつつ

 

やっぱり不安だったので、

 

遊ぶ銀の姿を見てると、泣けてきた

 

お腹を切るより簡単な処置だけど

 

患部はやっぱり痛々しいです。

 

早く治って、カラーを外せるといいね。