ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

ルッチコーレ コロナの夏の終わり淡路阿波(2)

2021-09-07 20:07:55 | PiTaPaより遠くへ

 生活圏から離れたところへ行くと、スーパーに寄ってみるのが楽しい。見たことのない商品をみつけるのが楽しみですからね。 吉野川バイパス沿いのスーパー、キョーエイに行きました。徳島県に行くとスダチを買わなければならない気持ちになります。小説『眉山』の中で、ビールにスダチを絞るシーンがあります。徳島の人は、刺身にもスダチを使うと書いてあったっけ。自宅近くのスーパーでも売ってはいるものの、産地で買うとびっくりするほど安い。ご主人さまはお気に入りの大野海苔が安く買えたとご機嫌です。 そのあと国道11号線で高松方面に走って、「びんび屋」で、たくさんのお客の並びが横目で見えたら目的地はもうすぐ。ヨーロッパのお城のような、グランドエクシブ鳴門の本館が山のてっぺんに見えます。 標高はおよそ170m。ゴルフ場を備えた大きなリゾート施設からは播磨灘が見下ろせる。小豆島も見えます。

 ホテルのフロントではカメラが見張っていて、複数人の体温がいっきに確認できるのが画面で見える。隣で手指の消毒。動線がうまく考えられているのでしょう、何度出入りしても建物に入ったら自分の体温確認、消毒をしてしまいます。

 夕食は、「ルッチコーレ」というホテル内のイタリア料理屋さんでした。お店に入るとき、手指の消毒、そして手首を差し出しスタッフにより体温測定をしてやっと入れてもらえます。テーブルは中央にアクリル板が置かれていて、どなたさまに限らず対面で座る場合は透明板越しになります。対面で座ると会話がやや聞こえづらいものですが、我慢我慢。この日の料理のなかに、二人分が一皿で出されたものがひとつだけありましたが、盛られているのが一皿であるだけで、二人分はしっかり分けられています。食べる前にそれぞれの小皿に取ったら問題なし。並んで座る場合にはアクリル板はありません。肝心な!アルコールの提供は、午後何時までとかいうような案内はありませんでした。あとでエクシブのWebサイトで確認すると、8月27日~9月12日までの間、宿泊を伴わない場合は、20時までの営業、酒類の提供は19時までとなっていました。

 このエクシブは食事が別棟になる場合があり、またスパも独立棟です。歩いて歩けない距離ではないのですが、そこはリゾート施設。バスがひっきりなしにエクシブ本館、ロッヂ、スパの間を往復しています(ここには、サンクチュアリ・ヴィラ、サンクチュアリ・ヴィラ ドゥーエという格上の棟もあるのですが、ここの宿泊客はこのバスには乗りません。呼べば迎えが来るそうです。豪勢なこと!)。バスも一定間隔で消毒が義務付けられているようで、運転手さんが消毒しているシーンも目撃しました。 食後にそのスパに行きました。こちらはフロントの入り口で手指消毒だけで、体温計測はありませんでした。外部からやってきた人がスパだけ利用することはないでしょうから、ここへ来る人はこの施設の中で何度か体温計測はしているはずです。 山の上の施設で小異はゴルフ場、下界にも町というほどのものもありません。播磨灘も夜は闇。露天風呂からも闇しか見えないのでした。

(つづく)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« うどん工房 淡家 コロナの夏... | トップ | 初海 コロナの夏の終わり淡... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

PiTaPaより遠くへ」カテゴリの最新記事