goo blog サービス終了のお知らせ 

ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

仕事で使える! Twitter 超入門 小川浩  青春新書INTELLIGENCE 新書

2010-12-30 19:33:30 | 読んだ本
文系のための『Web2.0』入門」の著者である小川浩氏が、ツイッターがよくわからないという人や、すでにユーザーであってもツイッターの魅力を仲間や上司に説明したいけれどうまく説明できないという人のために記した本。
2005年のことだったと記憶しますが、ある会合で、「これからはブログの時代だよね」と発言したことがあります。その時、実は私自身、まだブログを持っていなくて、知識としてのブログの理解はできても、感覚的にわかっていなかったのです。私がこのブログを始めたのは翌年の夏。そしてたかだか5年ほどで、ブログの次に来るもの、ツイッターのことで本を読まなければならなくなるなんて、光陰矢のごとしです。
2009年1月。ニュー ヨーク、ハドソン川での不時着事故の第一報はiphoneから投稿されたツイッターの記事だったと言います。ツイッターは即時性がウリらしい。通常、Web上に書いた記事がgoogleなどの検索エンジンでヒットするには数日のタイムラクがあると聞きます。ツイッターの場合はリアルタイム検索ができるというのです。ブログなら記事を書いても検索にヒットするまで時間がかかって、不時着事故の第一報にはならなかったというわけですね。この速報性を利用 して、お店の宣伝にもうまく使われているようです。なにしろ、広告費用は限りなくゼロに近いですし。
ツイッターと相性がいいのが iphoneだと言います。確かに、リアルタイム検索ができるようになると、使い手のほうで、リアルタイム検索ができるツールがないと意味をなしませ ん。会社に行ってパソコンの電源を入れてとか、家に帰ってパソコンの電源を入れてというような悠長なリズムには合わないわけです。いつでもどこにいても自分の側に情報端末がなければなりません。その意味ではiphoneやスマートフォンがツイッターに最適なんだと思いますが、私にはそこに大きなハードルがあります。
そもそも、そんなに四六時中、ネットに自分を接続しておきたいかという疑問です。自分の「なう」をいちいち書き込むことにどれほどの意味があるのだろうと古い人種は思ってしまいます。駅のホームでも電車の中でも道路を歩きながらでも、ケータイやその他端末とにらめっこしながら、人々はどんな情報を手に入れようとしているのだろう。どんな「なう」を書き込もうとしているのだろう。接続していることには、当然そのエネルギーを使っているわけてすから、疲れはしないか。
タイトルにあるように、仕事でツイッターを使う必要のある人は、仕事なんだからと納得していただきましょう。けれど、そうでない私なんぞは仕事以外でツイッターで「なう」を書き続ける意味がわからないのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊国製麺直売所 角煮ラーメン | トップ | そば楽 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読んだ本」カテゴリの最新記事