ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

鉢伏山山頂から砺波平野  そうだ 富山、行こう。(7)

2020-11-08 19:49:22 | PiTaPaより遠くへ

 雨晴海岸から日の出を見たいというのが、今回の一番の願いでしたが、二番目は砺波平野の散居を見てみたいということでした。30年ほど前でしょうか。新聞に大きく散居の写真が載っていたのが記憶に残っています。広い広い平野の田んぼの中に農家が点在し、家々には北西方面にカイニャと呼ばれる防風林がある…

 雨晴から鉢伏山を目指します。ナビの案内に従って走ると、富山ブラックのラーメン屋。あれっ?昨日もこの道を走っている。食べ物には縁の薄い私、富山ブラックを食することができないまま帰ってしまうのだろうなと思います。新高岡駅のイオンの横を走って、庄川を遡る。

 クルマで走りながら朝の光に包まれた散居の風景を眺める。美しいとはこういう景色を言うのかとうっとり。左手を見ると立山連峰のシルエット。無責任な発言ですが、ええとこですわ。

 鉢伏山には、となみ夢の平スキー場を目指して登れば行けるらしい。散居村を展望できるのは散居村展望台、散居村展望広場、そして鉢伏山の山頂の3か所があるらしい。煙とナントカと同類の私は一番高いところを目指します。

 スキー場のベースを越えて、ちらっと見えたのはゲレンデのコスモス。帰りに寄ってみよう。ここからまだ高度を稼いで、山頂下の駐車場まで上がります。10台ほどが停められる駐車場があって、もちろん私一人。ここから徒歩で10分ほど坂道を登ったら山頂らしい。上っていく間に、数人の男性の声が聞こえたのですが、林業の作業中でしょうか。

 まさにスキー場の最上部。名前は知りませんが、赤いトンボがいっぱい飛んでいます。標高510.1mの山頂はリフト降り場からすぐです。そこには合掌造りに似た形の覆いを被った鉢伏神社があります。積雪量が半端でないということなんでしょう。

 西側に東屋があって砺波平野の散居村が見下ろせる。解説板もあるのですが、長年カイニャと記憶していたものは、カイニョが正しいと教えられました。ここにいるのは私だけ。ほかには誰もいないのですが、散居村を眺めるベストシーズンは水を張った水田に日の入りが写る季節だそうです。そのころには賑わうらしい。ただ、平野というだけあって、横に広いので写真に収めるには難しい。左手方面にはいつか行ったことのあるイオックスアローザスキー場。

 散居村の反対側、つまり東側にはまたまた立山連峰。やはり雲に覆われているものの、剣岳のてっぺんだけは見えました。

 北を見ると射水市方面、新湊大橋も小さいけれどよく見える。もちろん富山湾も。

 ここで、持参したドローンを展開。誰もいないのをいいことに、山頂で楽しませていただきました。剣岳とドローンとのツーショットを撮りました。


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