藤田まことが逝ってしまいました。寂しい話です。私は藤田まことというと、土曜ワイド劇場の"京都殺人案内"シリーズが好きでした。
犯人である三国連太郎が因島で捕まるというのが私の中で一番古い"京都殺人案内"ですから、ウィキペディアによると1981年1月の放送なのだそうです。29年前のことになりますか。
和久峻三の原作を読んでみたこともあります。原作の中の音川音二郎は藤田まことの音川よりも、冷静で切れ者で、しかも共通語をしゃべっていた記憶があります。折り畳み傘も持っていなかったような気がします。
テレビの中の"京都殺人案内"はストーリーやトリックよりも、主人公(藤田)の表情を楽しんでいたように思います。考えてみると、音やん(音川)はそんなに多弁ではありません。むしろじっと推理している時間が長いように思われます。沈思黙考の藤田まことという人物が魅せてくれるドラマといえましょう。
そのドラマの主題曲になっていたのが、クロード・チアリが演奏する"夜霧のシルエット"。広島の先輩の家で、今から思うと懐かしい家具調のステレオで聴かせてくれたクロード・チアリのLPの中に哀愁を含んだメロディがありました。これも25年以上前の話。この曲をカセットテープに録音させてもらって持ち帰ったのでした。
原題は"silouhet"。おそらくクロード・チアリはドラマとはまったく別のところで曲を書いたと思いますが、今やドラマと藤田まこととこの曲はすっかり融合して分離することのできないものになっていると思います。私は追悼着メロとして、"夜霧のシルエット"をしばらく使うことにしました。
どんな曲だったっけとか、思い出せそうで思い出せないという方には、次のページでmidiファイルを聴くことができます。ふたつとも同じファイルだと思われます。
27日には、シリーズ最後となる"京都殺人案内32"が放送になります。
藤田まことさん、ありがとう。
犯人である三国連太郎が因島で捕まるというのが私の中で一番古い"京都殺人案内"ですから、ウィキペディアによると1981年1月の放送なのだそうです。29年前のことになりますか。
和久峻三の原作を読んでみたこともあります。原作の中の音川音二郎は藤田まことの音川よりも、冷静で切れ者で、しかも共通語をしゃべっていた記憶があります。折り畳み傘も持っていなかったような気がします。
テレビの中の"京都殺人案内"はストーリーやトリックよりも、主人公(藤田)の表情を楽しんでいたように思います。考えてみると、音やん(音川)はそんなに多弁ではありません。むしろじっと推理している時間が長いように思われます。沈思黙考の藤田まことという人物が魅せてくれるドラマといえましょう。
そのドラマの主題曲になっていたのが、クロード・チアリが演奏する"夜霧のシルエット"。広島の先輩の家で、今から思うと懐かしい家具調のステレオで聴かせてくれたクロード・チアリのLPの中に哀愁を含んだメロディがありました。これも25年以上前の話。この曲をカセットテープに録音させてもらって持ち帰ったのでした。
原題は"silouhet"。おそらくクロード・チアリはドラマとはまったく別のところで曲を書いたと思いますが、今やドラマと藤田まこととこの曲はすっかり融合して分離することのできないものになっていると思います。私は追悼着メロとして、"夜霧のシルエット"をしばらく使うことにしました。
どんな曲だったっけとか、思い出せそうで思い出せないという方には、次のページでmidiファイルを聴くことができます。ふたつとも同じファイルだと思われます。
「Yuki's Home Page」の中のページ
「三木さんちのホームページ」の中のページ
ところが、クロード・チアリ自身が自らのサイトでmidi作品を公開していて、どうやら上のふたつの正体はこちらのものではないかと思われます。
27日には、シリーズ最後となる"京都殺人案内32"が放送になります。
藤田まことさん、ありがとう。
http://www.youtube.com/watch?v=Yrf9pnU05qI
とってもよく似た曲ってときおり見かけますねぇ。改めて「ひまわり」を聴いてみましたが、別の曲だと私には思われます。似た雰囲気のラインだとは思いますが、そのまんまではないと思いますよ。
少なくとも訴訟問題にもなっていないでしょうから、ヘンリー・マンシーニ側は問題とはしていないんでしょうねぇ。よくわかりませんが。