


私たちが石柱を見つけた入り口は、
どうやら北門だったらしく、

こちら側からは入れないので、正面の方に
回るように案内が出ていました。

で、建物沿いに歩いて、受付がある東門から入らせて頂きました。
拝観受付は、午後4時30分までなので、
ぎりぎり間に合いました。
受付の方から、見所をレクチャーしていただきました。

門をくぐって、まず目に飛び込んでくるのが
「極楽坊本堂」 です。

日本最初の本格的伽藍である 法興寺(飛鳥寺)が
平城遷都にともなって、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、
新築移転されたのが、元興寺だそうです。
歴史を感じますね~

「法輪館 (総合収蔵庫)」
かなりのお宝が展示されています。
国宝の 五重小塔 も間近で見ることができました。

「浮図田」
文字通り仏像、仏塔が稲田のごとく並ぶ場所という意味だそうです。

この平たく見えているのは 獅子国型仏足石 です。
古代インド仏教圏で仏像無き時代の、仏陀そのものを象徴する、
生きた釈迦の両足尊として信仰されたものだそうです。
獅子国ってスリランカのことなんですね~

ここから振り返って見る、日本最古の瓦が
とてもキレイだと教えてもらいました。
飛鳥時代から今までずーっとここで瓦の役目を
してきたなんて感慨無量ですね。

「元興寺禅室」
手前の 禅室 は、国宝に指定されています。

禅室は元興寺の僧房の西側部分を鎌倉時代に改造したもので、
僧たちの生活と修行の場であったそうです。
かつては一房ずつに仕切られ、学僧たちが寄宿していたということです。

全て見させて頂き、東門に戻ってくると
すでに門は閉ざされており、その様子を見て帰ってかれる観光客の姿もありました。

周りにお店もちらほらありましたが、
時間が時間なのでとても静かな町でした。

【元興寺】
奈良県奈良市中院町11番地
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