カブス鈴木誠也 最終戦で1安打、OPS.848はリーグ8位 チームは4年連続でPS逃す
[2024年9月30日8時48分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409300000141.html
『今季打率2割8分3厘、21本塁打、73打点、16盗塁、OPS・848でシーズン終了。OPSはナ・リーグ8位で、本塁打、盗塁、OPSはいずれもメジャー移籍後トップの数字を残した。』
ここに去年の数字が出ています。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/202100102/top
去年は、OPSリーグ14位か15位だったと思います。
今年は、ナ・リーグは投手優位の年で去年の成績上位の打者は、軒並み数字を落としています。
その中でOPSを、8位に引き上げたのは立派だと言えます。
1リーグ15チームです。8位の価値が分かると思います。どのチームでも主軸を打てる打者と言うことです。
ここに打率の無意味を見ることが出来ます。
左2023年、右2024年
OPS .842⇒・848
出塁率 .357⇒.366:8位
打率 .285 ⇒.283:9位
長打率 .485⇒.484:10位
こうして見ると鈴木誠也のOPSが上昇したのは出塁率が上がったからだと分かります。
リーグ首位打者のルイス・アラエスの出塁率⇒.346:13位
OPS⇒.737:31位以下
出塁率は、鈴木誠也の大分下、OPSは話にならないほど低くリーグ31位以下です。
打者として評価するなら断然、鈴木誠也の方が上です。
1番バッターとしてだってルイス・アラエスの出塁率は、かろうじて合格程度です。
単にシングル・ヒットが多いだけでそれ以外、見るべきところがありません。いわゆる、イチロー・タイプの打者です。チームの勝利に貢献度の低い打者です。
OPS、出塁率、打率は、このような関係にあります。
OPS、出塁率の高い打者の方が、チームの勝利への貢献度が高いです。だからメジャーでは高く評価されます。
リーグでOPS順位8位は、超一流とまでは行きませんが一流の成績です。
鈴木誠也が、もう少し頑張らないといけないのは長打の数を増やすことです。別にHRである必要はなく二塁打の数を増やしてもいいのです。
他には、得点圏打率です。「.256」
これは低すぎます。チームの主軸なら打率以上の得点圏打率を達成するために努力するべきでしょうね。
打点リーグ38位、得点36位はOPSの割には低すぎます。
長打率が低いことと、得点圏打率が低いことが、その原因です。
OPSリーグ8位は、良い成績です。
しかしチームの主軸打者になるには得点圏打率と長打率をもっと高くしなければ、なりません。
来年に期待ですね。
誠也のバットでカブスをプレーオフに連れて行かなければ、なりません。
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